パラモデル「パラの模型 / ぼくらの空中楼閣」

メゾンエルメス

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2013年最初の展覧会は、プラレールやミニカーといった玩具で空間を埋め尽くしてゆく展示で注目を集めるアートユニット、パラモデルによる新作インスタレーションです。
パラモデルは、林泰彦(1971年生まれ。2001年京都市立芸術大学構想設計専攻卒業)と中野裕介(1976年生まれ。2002年同大学院日本画専攻修了)が2001年に結成したアートユニットで、国内外の美術館などでサイトスペシフィックな作品を発表してきました。
ユニット名である「パラモデル」は、彼らの制作哲学そのものを示すキーワードとして、過去から現在に至るまで展覧会や作品のタイトルなどにも頻繁に使用されています。
「パラ」は接頭語としてパラレル、パラドックス、パラメーター、パラサイト、パラダイスなどの言葉を示唆し、また「モデル」は模型、設計図を連想させる二つの言葉による造語ですが、これらに導かれるように、彼らのインスタレーションも無数の可能性を誘発します。建築パーツや部品から組み立てられた世界は極度にコード化されてゆく現代を象徴的に示しながら、永遠に組み直されてゆく都市や有機体のように広がり続けます。
今回、林、中野は東京の中心に位置するガラスブロックに覆われたビルの中で、それぞれの手法で都市を読み解き、妄想を膨らませてゆきます。空間をどこまでも模型化してゆくインスタレーション、仮囲いシートに出現する空中楼閣と見まがうドローイング、各自のイマジネーションは、綿密でありながらも同時に幻影的な印象を残します。
互いに異なるタイトルに掲げられた二人の世界は、時に部品や全体となりながら、パラな世界を組み立てます。展覧会という仮想空間でのメタフィジカルな模型遊びは永遠に続いてゆくのです。

[関連イベント]
「手なき犬と器官なき身体 精神~身体~創造論」
パラモデルの中野の作品の中には、片腕の欠けた犬が登場します。ドゥルーズ=ガタリの哲学の代表をなす「器官なき身体」(アントナン・アルトー)を連想させるこのモチーフを通じて哲学者 宇野邦一さんとの対談を行います。パラモデルの作品に見られる身体性から連鎖してゆく現代創造についてのトークです。
日程: 2013年3月21日(木) 19:00~20:30
会場: メゾンエルメス 10階 ル・ステュディオ
講師: 中野裕介(パラモデル)、宇野邦一(立教大学 現代心理学部 映像身体学科教授)
定員: 40名(予約制: 先着順)
※お申し込み方法は公式ホームページからご確認下さい。

メディア

スケジュール

2013年02月16日 ~ 2013年05月06日
会期中の開館時間: 11:00~20:00(月曜日~土曜日)

アーティスト

パラモデル

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