原美術館(東京)世界中から注目されるフランスの女性現代美術作家、ソフィ カル。
第12回イスタンブール ビエンナーレ(2011年)で話題を呼んだ「最後のとき/最初のとき」は、失明した人々を取材し、写真と言葉で綴った「最後に見たもの」(2010年)と、生まれて初めて海を見る人々の表情を捉えた映像「海を見る」(2011年)の主に2作で構成されます。生まれつき目の見えない人々に、美のイメージとは何か、と問いかける「盲目の人々」(1986年)(注)以来追究してきた、美とは何か、見るとはどういうことかを、寄せては返す波の音とともに静かに思考します。それはまた、「私が見たもっとも美しいもの、それは海です」と答えたひとりの盲目の男性の言葉に触発された、視覚、認識に関するカルの問いの旅の、解のひとつとなりうるかもしれません。
(注) 本展では「盲目の人々」(1986年)が1点展示されます。杉本博司氏の「海景」を組み合わせた特別版(2005年)となります。
[関連イベント]
-展覧会「紡がれた言葉―ソフィ カルとミランダ ジュライ/原美術館コレクション」展
会場: ハラ ミュージアム アーク 現代美術ギャラリー(群馬県渋川市金井2855-1)
会期: 2013年3月16日(土)~6月26日(水)
-「ソフィ・カル トークショー&上映会」
本展開催に先立ち、アンスティチュ・フランセ東京(旧東京日仏学院)にて、ソフィ・カルが制作・監督・出演した映画「ダブル・ブラインド」(1992年/72分)の上映会とアーティストトークを行います。
日時: 2013年3月16日(土) 16:00~
会場: アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ(東京都新宿区市谷船河原町15)
料金: 無料
※お問い合わせ、ご予約等は以下のHPをご参照ください。
http://www.institutfrancais.jp/tokyo
[画像: ソフィ・カル 「海を見る」(部分) (2011) カラー写真]
まだコメントはありません