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奈良原一高 「王国」

東京国立近代美術館
終了しました

アーティスト

奈良原一高
奈良原一高(1931年生まれ)は、戦後に登場した世代を代表する写真家の一人として知られます。彼が1958(昭和33)年に発表した「王国」は、北海道の修道院と、和歌山の女性刑務所という、それぞれ外部と隔絶された空間に生きる人間存在を見つめた作品です。ほぼ無名の新人の個展としては例外的な反響を呼び、鮮やかなデビューとなった1956年の個展「人間の土地」に続いて、極限状況を生きる人間というテーマを深化させた本作は、日本写真批評家協会賞新人賞を受賞するなど、奈良原の評価を確立するものでした。今回の展覧会は、2010(平成22)年度に株式会社ニコンより寄贈を受けたプリント全87点により、この初期の代表作「王国」を紹介するものです。

【関連イベント】
「講演会」
日時: 2014年12月13日 (土) 14:00〜15:30 (13:30開場)
会場: 地下1階講堂
講師: 増田玲 (当館主任研究員/本展企画者)
定員: 先着150名 (申し込み不要)

「ギャラリー・トーク」
日時: 2015年1月16日 (金)・2月6日 (金) いずれも18:00〜19:00
会場: 展覧会会場
講師: 1月16日は小林美香 (当館客員研究員)、2月6日は増田玲 (当館主任研究員/本展企画者)
参加費: 無料 (要観覧券・申し込み不要)
※詳細は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2014年11月18日(火)〜2015年3月1日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
金曜日・土曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日
月曜日が祝休日の場合は月曜日開館、翌平日休
展示替期間・年末年始休館
備考
無料観覧日: 12月7日(日)、2015年1月2日(金)、1月4日(日)、2月1日(日)、3月1日(日)
入場料[常設展] 一般 500円、大学生 250円、高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料、企画展はイベントにより異なる
展覧会URLhttp://www.momat.go.jp/Honkan/naraharaikko/
会場東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp
住所〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
アクセス東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口徒歩3分、東京メトロ半蔵門線・東西線・都営新宿線「九段下駅」4番出口、半蔵門線・都営新宿線・三田線「神保町駅」A1出口より徒歩15分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)