poster for 菅木志雄 展
[画像: 菅木志雄 「周囲構築」 (1990)©Kishio Suga ]

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菅木志雄(1944-)は1960年代後半より木や石などを用い、自然物とそれを取り囲む空間を探求し続けている美術作家です。自然物や建材を仮設的に配置する独自の制作手法によって、未加工の物質を作品として提示し当時「もの派」と呼ばれた作家の1人として注目を浴びました。菅の作品の独自性はさまざまな素材が接し、つながれ、囲われることで物質が相互に依存し合う場を生み出す点にあります。作品は一時的な状態であり完結することがなく、時代や場所を変え再制作されるそのシステムに作品の可能性を見出すことができます。刻一刻と変化する私たちを取り巻く複雑な環境に向かい、普遍的な構造を抽出しようとする作家の鋭敏な感性が作品には反映されていることでしょう。本展では「野展」と称して写真でのみ記録された野外作品が40年の歳月を経て制作され、70年代以降から新作まで時代ごとの代表的な作品が展示されます。また鑑賞者の前で数多く実践された「アクティヴェイション」(作家によるパフォーマンス)や、制作と並行して執筆されてきた批評など貴重な映像・図書資料を交え、国際的な評価とともに近年改めてその現代的な意義が問われる菅の「一過性の世界」の構造に向けられた思考をたどります。

[関連イベント]
アクティヴェイション+アーティストトーク
2009年以来5年ぶりとなる「アクティヴェイション」が美術館で行われます。また作家によるトークも開催し作品の独自性に迫ります。
日時: 2014年11月2日(日) 15:00~16:30
会場: ヴァンジ彫刻庭園美術館 展示棟

トークイベント「菅木志雄と周縁 - 1970年前後の美術 - 」
国内経済が成長し一方で社会制度が問い直された時代背景から、菅が発表を開始した1970年前後の美術の状況を検証します。
日時: 2015年1月18日(日)14:00~15:30
出演: 粟田大輔(美術批評家)・成相肇(東京ステーションギャラリー学芸員)・森啓輔(当館学芸員)
定員: 100名
会場: クレマチスの丘アカデミーフォーラム

トークイベント「菅木志雄と「もの派」の現在」
海外での「もの派」展の開催など国際的な評価が高まる今、「もの派」を現代的な視点から読み解きながら菅の作品の意義を考察していきます。
日時: 2015年3月8日(日)14:00~15:30
出演: 千葉成夫(美術評論家、中部大学教授)・中井康之(国立国際美術館主任研究員)・森啓輔(当館学芸員)
定員: 100名 
会場: ヴァンジ彫刻庭園美術館 展示棟

学芸員によるギャラリートーク
日時: 2014年11月30日(日)、12月21日(日)、2015年1月11日(日)、2月22日(日)、3月22日(日)14:15~15:00
※イベントのお申込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

メディア

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スケジュール

2014年11月02日 ~ 2015年03月24日
年末年始休館: 12月26日(金)-1月7日(水)

アーティスト

菅木志雄

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