「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクションより - 」

東京国立近代美術館

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マーク・クイン《ミニチュアのヴィーナス》2008年 ヤゲオ財団蔵 ©Marc Quinn

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この展覧会では約40作家、約75点の作品が展示されます。アーティストは常玉(サンユウ)、フランシス・ベーコン、ザオ・ウーキー、アンディ・ウォーホル、ゲルハルト・リヒター、アンゼルム・キーファー、杉本博司、ジェフ・クーンズ、蔡國強、ロン・ミュエク、ピーター・ドイグ、マーク・クイン(以上、生年順)など、現代美術の挑戦者であり中核(ハードコア!)と言える人ばかり。作品もトップクラスのものがやってきます。

ともすれば、「難しい」とか「自分にもつくれそう」と言われがちな現代美術の作品ですが、タイトルが示すように、じつは、ふたつの意味で「世界の宝」ではないかということを、今回の展覧会は言おうとしています。ひとつは、市場価格あるいは保険評価額的に、それは「世界の宝」です。ときおり報道されるように、現在、オークションでは、生きているアーティストの作品でも数十億単位の金額をつけることがあります。本展にもそうした作品がいくつも入っています。もうひとつは、美術史的な意味でもそれは「世界の宝」なのです。優れたアーティストとは、いま表現すべきことを、これまでのアートの歴史を踏まえつつ、未来においても色あせることのない形で表現しようとする人のことです。彼らの作品は、たとえちょっと滑稽に見えたとしても、今を生きる私たちと無縁ではありません。そして、様々な表現が世の中にあふれかえっている中で、時代の試練に耐えて訴えかけ続けようとするものなのです。ですから、やはりそれらは、「世界」にとってかけがえない存在だと言えるでしょう。本展では、そうした「世界の宝」である「現代美術のハードコア」を、「ミューズ」「崇高」「記憶」「新しい美」といったキーワードを使いながら10章に分けて展示いたします。

ところで、「コレクションによる展覧会」というと、「テーマのない名作展なんて...」と考える人もきっといるでしょう。でも、少なくともふたつの点で、本展はひと味違います。まず、美術史における連続性を表現することに挑んでいる点です。こうした、ある意味、当たり前の展覧会がこれまで日本では見られなかったのは、コレクターとのコネクションがなかったり採算性が疑わしかったりしてできなかったためです。今回は、ヤゲオ財団の全面的な協力を得られたことで実現しました。そしてもう一点は、「コレクションによる展覧会」だからこそのインタラクティブな仕掛けをご用意している点です。コレクターの感覚を追体験することができる、ちょっとした「ゲーム」を提供します。この展覧会は、単純に名作を見るのではなくて、作品の「価値」とはなにかを考える場にもなっているのです。この、国内では空前絶後とも言える展覧会をどうぞお見逃しなく!

[関連イベント]
「ギャラリートーク」
日時: 8月1日(金)18:30〜19:30
講師: 保坂健二朗 (本展企画者、当館主任研究員)

※関連イベントの詳細につきましては、公式ホームページよりご確認ください。

メディア

スケジュール

2014年06月20日 ~ 2014年08月24日
月曜日は休館(7月21日は開館)、7月22日は休館

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