リチャード・プリンス 「New Portraits」

BLUM & POE

poster for リチャード・プリンス 「New Portraits」
[画像: リチャード・プリンス「Untitled(portrait)」(2014) インクジェット、カンバス 65 3/4x48 3/4インチ]

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BLUM & POE 東京では4月3日 (金)より、リチャード・プリンス「New Portraits」展を開催いたします。本展は当ギャラリーでは初、国内では約20年ぶりの作家の展覧会となります。
プリンスは1970年代半ばより、マスメディアや広告から掘り起こした既存のイメージを流用した作家の草分け的存在として、原作者や原所有者といった概念を覆し、その定義を書き換えてきました。今回約20点が展示される「New Portraits」シリーズにおいても、インスタグラムというソーシャルメディアの中で、これまでに彼が実践してきた美術的手法を更新しながら、写真という媒体の探求を続けています。
作者はインスタグラム上のユーザーをアカウントからアカウントへ飛び回り、 投稿に目を通し、果てしない書き込みを読み、収集し、自らコメントを加え、作品化を行っています。この過程で捕らえたイメージはメディア自体の産物であるように見えます。そして、ポートレイトの群はイメージを伝える大きな流れの一部となり、ユーザーたちの自己顕示欲と窃視的な欲求はそこから削ぎ落とされています。
脈絡を欠いた言葉、ジョーク 、引用、矛盾語法、絵文字といったプリンスのコメントは、この作品が示すポートレイトの新しい方向性において、彼こそが原作者であることを宣言しています。絵画と写真、イメージとテキスト、著作権と表現の自由といった概念が融合していくうちに、他人の投稿へ介入することは構想することとなり、書き込まれた文字は筆のタッチとなって、 これらのポートレイトは作家自身の作品へと成り変わって行きます。

1949年パナマ運河地帯生まれ。現在はニューヨークを拠点に活動。これまでに数多くの主要な美術館にて個展を開催。主なものに、国立現代美術センター (1988年・フランス、グルノーブル)、ホイットニー美術館 (1992年・ニューヨーク)、ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館 (1993年・オランダ、ロッテルダム)、サンフランシスコ近代美術館 (1993年)、グッゲンハイム美術館 (2007年、ニューヨーク)、サーペンタイン・ギャラリー (2008年・ロンドン)、クンストハウス・ブレゲンツ (2014年・オーストリア) など。 サンパウロ・ビエンナーレ (1983年)、ホイットニー・ビエンナーレ (1985年、2004年)、ヴェネチア・ビエンナーレ (1988年、2003年)といった国際展にも多数参加。

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スケジュール

2015年04月03日 ~ 2015年05月30日

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