「不透明性への権利」展

アサクサ

poster for 「不透明性への権利」展
[画像: ポーリン・ボードリ / レナーテ・ロレンツ 「Opaque」 (2014) 映像インスタレーション、Super 16mm / HD, 10分 ]

このイベントは終了しました。

2007年の結成以来、自身が「クイア考古学」とよぶ方法論にもとづき、セクシャル・マイノリティーの歴史を写真、音楽スコア、映画や文学テクストから掘り起こし、社会的規範に抗してコード化してきた過去の再解釈を試みてきました。周縁化した状況において、苛烈に 華やかに生きた人々が衣装やプロップをもとに再演され、映像とその構成物による空間インスタレーションとなって、記憶を更新する現在の時間軸に接続しています。
本展のタイトル『不透明性への権利』は、マルティニークの詩人 エドゥアール・グリッサンの言葉です。西洋社会が推し進めた思考の透明性が、一方において言明しがたい文化領域を排除する知の暴力を生んだ反省にたち、多様な立場の人々が理解されないままでいることができる権利を主張しました。このとき不透明性は、透明な情報の開示をもとめるメディア文化や、奇異のまなざしを前に自らの言葉を失う「他者」が、多様なるものの特異性のうちに結びつくことができるための、心遣いとして要求されています。
本展は次のような疑問を投げかけます。敵を見定めえぬまま、共犯関係ばかりが拡大するときに、私たちはいまどのような壁の存在を思い描くことができるのでしょうか。個々人の関係性とその経験の多様性に分け入りながら、現実を単純化せずに、いかなる対立の構築が可能なのでしょうか。抵抗の対象には実体があるのでしょうか。敵に身体はあるのでしょうか。

[関連イベント]
オープニングレセプション
日時: 9月10日(土)18:00〜20:00

メディア

スケジュール

2016年09月10日 ~ 2016年10月13日

オープニングパーティー 2016年09月10日18:00 から 20:00 まで

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