「友人作家が集う - 石原悦郎追悼展 - 『le bal』」

ツァイト・フォト・サロン

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[画像: ©Hiroshi Sugimoto/Courtesy of Gallery Koyanagi]

このイベントは終了しました。

本年2月の弊社代表石原悦郎の逝去にともないまして、ツァイト・フォト・サロンはスペースとしての活動を本年12月をもちまして終了することにいたしました。1978年のオープンから38年間、みなさまには長年にわたりご愛顧賜りまして誠に有難うございました。画廊を閉じることに対しては有難いことにそれを惜しむ声も聞こえてまいりましたが、生前、石原自身も申していた通り、画廊業はオーナーと一心同体であり、石原亡き後は「 ツァイト・フォト・サロン 」とは言えなくなってしまうという考えのもと閉廊することといたしました。グランド・フィナーレを飾る展覧会として、誰か一人の作家を選ぶということは考えられません。これまで開催した展覧会はなんと400回近くにまでのぼります。石原とその時々を共にしてきた作家たちは、いわば石原の友人のような存在なのです。
そこで、100名以上のゆかりのある作家の作品を一堂に会した展覧会を3部構成で開催することにいたしました。出品作家をあげればきりがありません。まだ、写真のオリジナル・プリントがアート作品として販売されることがなかった時代に共に立ち向かった北井一夫や、杉浦邦恵、安齊重男、杉本博司。今はもう亡くなってしまった植田正治や、桑原甲子雄。石原が画廊を始める以前にパリで出会ってきた、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ロベール・ドアノー、ブラッサイ、ビル・ブラントといった巨匠たち。1978年のツァイト・フォト・サロンのオープニングを飾ったアジェ。そして、荒木経惟と森山大道は石原が力を入れて海外に発信したアーティストであり、とりわけ80年代を共に過ごしてきた仲間です。また、この時期はツァイト・フォト・サロンでデビューを飾った柴田敏雄、畠山直哉、松江泰治たちの若き才能を見出し、1990年代に入ると鷹野隆大や、オノデラユキのような現代美術としての写真で勝負する大型の作品も扱うようになります。また、石内都もこの時期にツァイト・フォトで新作を発表するようになりました。「ツァイト・フォト(時代と写真)」の名にふさわしく、石原が接するアーティストや作品もまた変化してきました。
le bal は、フランス語で舞踏会、ダンスパーティーの意。そのタイトルの下、石原が愛したブルックナーの交響曲第9番の構成にかけて総勢100名を超える作家の作品を全3部の会期に分けて展示いたします。「maestoso マエストーソ」「scherzo スケルツォ」「adagio cantabile アダージョ・カンタービレ」。ツァイト・フォト・サロンの歴史はもちろん、写真の歴史を彩る様々な作品がそれぞれの会期に画廊の四方の壁を賑やかに埋め尽くします。どこを切り取ってみても充実のラインナップを楽しんでいただけることでしょう。

第1部 「maestoso」
9月3日(土)~10月5日(水)
第2部「scherzo」
10月11日(火)~11月12日(土)
第3部「adagio cantabile」
11月18日(金)~12月22日(木)

メディア

スケジュール

2016年09月03日 ~ 2016年12月22日

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