池内晶子 展

Gallery21yo-j

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このイベントは終了しました。

gallery21yo-jでは今年最後の展覧会である池内晶子展が12月7日から始まります。
池内晶子は当画廊が90年代初頭の大学院生だった頃から見守り続けてきた作家です。糸を使って作品を作りそれをインスタレーションするというスタイルは今も基本的には変わりません。
初めて池内の作品を見たのは横浜に有った「ベリーニの丘」という所で、広いスペースに5点ぐらい作品が展示されていました。使われている素材も、空間に浮かんでいるように見える形も、当時としては珍しいものでしたが、とても自然に感じられる作品でした。何よりも特徴的だったのは少しも工芸的な作品に見えなかったことです。何故かということは、池内の展示をすることになってすぐに分かったことですが、池内は形を作り上げようとしていないからです。初期の頃は大きいサイズのものも作っていましたが、徐々に展示空間に対して自由、可変になっています。只、磁場や周囲の地形などには敏感に反応して作品を設置しているのと、糸を結ぶという行為は制作の上での基本条件になっています。
また、細い絹糸を使っていますが、絹糸はその場の状態に応じて呼吸するというか、観る人の体温やその日の気温を感じて重くなったり緊張したりと変化することも池内には大事なことのようです。
糸を結ぶ時、最近は右回りに結んで行くようになっていて、そのためにうねりが出来て白い糸の作品の場合はそのうねりに光が溜まっているように見えてとても神秘的な感じがします。因みに今回は赤い糸を使っているので繊細な中に力強さが有ります。
今回、池内が20年余りの間に当画廊にて開催しました展覧会をまとめたカタログを刊行致します。優秀なデザイナーと編集者のお陰で池内の魅力を充分に表現できている本となっております。展示作品と合わせてご覧頂けますようお願い致します。
池内の作品は自然光で見て頂くと一層良さが見てとれます。12月は日が暮れるのが速いのでなるべく早い時間にお出かけ下さると幸いです。お待ちしております。(黒田悠子)

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スケジュール

2017年12月07日 ~ 2017年12月24日

アーティスト

池内晶子

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