オサム・ジェームス・中川 「Eclipse : 蝕」

PGI

poster for オサム・ジェームス・中川 「Eclipse : 蝕」
[画像: ©Osamu James Nakagawa]

このイベントは終了しました。

オサム・ジェームス・中川は、アメリカ・ニューヨークで生まれ日本に育ちます。1970年代に再びアメリカに渡り、1990年代からアーティストとしてのキャリアをスタート。日本とアメリカ、二つの国にまたがる自身のアイデンティティを踏まえ様々な作品を制作、発表してきました。キャリア初期の1992年から1997年にアメリカン・ドリームが秘める神話に興味を持った作者は「ドライブ・イン・シアター」という作品を制作します。この作品では、かつて魅力的なアメリカを象徴していたドライブ・イン・シアターを被写体としながら、そのスクリーンに差別的なデモや移住労働者の写真を投影することで、「アメリカ生まれ日本育ちの日本人」として、アメリカン・ドリームを信じて再渡米し、実際に生活をする中で感じた違和感を表現しました。ドナルド・トランプの「アメリカ・ファースト」というスローガンを皮切りに、当時と同じような差別的な発言を耳にするようになったことと、初期作品のネガを見直していたことが重なり、「ドライブ・イン・シアター」をベースに新たな作品作りに入りました。選挙キャンペーンによって、ふたつに分断されたアメリカを目の当たりにし、対局の価値観の真ん中、自身の視座でもある分断の「間」を視覚化する試みとなりました。当時のネガに、今年新たに撮影した作品を加え、インクジェットプリンタのカラーインクに代えて濃度の異なるグレーのインクを組み合わせることで高いシャープネスと豊かな階調、深い黒を表現できるピエゾグラフィーで制作しています。ポジとネガの判別がつかない不思議な視覚体験を見る人に与えます。ピエゾグラフィープリント約20点を展示いたします。
[関連イベント]
トークイベント
日時: 11月24日(土)15:00〜
定員: 30名
参加費: 500円
出演: 竹内万里子
※お申し込み方法は公式ホームページよりご確認下さい。

メディア

スケジュール

2018年10月31日 ~ 2018年12月22日

Facebook

Reviews

All content on this site is © their respective owner(s).
Tokyo Art Beat (2004 - 2019) - About - Contact - Privacy - Terms of Use - GADAGO NPOを応援