「2018年のフランケンシュタイン - バイオアートにみる芸術と科学と社会のいま」展

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イギリスのSF小説家メアリー・シェリーが「フランケンシュタイン」を発表して2018年で200年となる。その小説の中で科学者が生物の断片をつなぎ合わせて生み出した怪物は、その後、何百という芸術作品のテーマになってきたが、そこで提起された「創造物による創造主への反乱」や「神に代わり生命を創り出すことの矛盾」といった問題は、AIや遺伝子組み換え技術が飛躍的に発展する今日、古びるどころか、ますます現代的なものになってきている。
本展では「フランケンシュタイン」で提起された問題のいくつかを今日のものとして再考すべく、バイオテクノロジーや生物を使った芸術潮流「バイオアート」の騎手として注目される国内外のアーティストの作品を中心に紹介する。
ゴッホの左耳をDNAを合成して再現するドイツのディムット・ストレーブ、路上のゴミからDNAを抽出し個人の顔を復元するアメリカのデューイ=ハグボーグ、アレキサンダー・マックイーンの皮膚を幹細胞技術で再生しレザージャケットに仕立てようとするイギリスのティナ・ゴヤンクなど日本で初公開となる作品や資料を3章構成で展示する。それらを通して、フランケンシュタインの諸問題を今日の芸術の3つの文脈ー「死者の蘇生」「人新世」「生政治」ーから読み解くことを試みる。(髙橋洋介 / 金沢21世紀美術館学芸員)

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