終了した展覧会・イベントです
[画像: 志村信裕《光の曝書》2014年 Courtesy of Yuka Tsuruno Gallery]

「千葉の新進作家vol.1 志村信裕 - 残照 - 」

千葉県立美術館
終了しました

アーティスト

志村信裕
千葉県ゆかりの新進気鋭の作家を紹介し、現代の美術に親しむ展覧会シリーズ。初回となる今回は、千葉県在住の美術家・志村信裕の作品を展示します。志村は、日用品や動物など子どもから大人まで誰にでも親しみやすいものをモチーフに、自らの視点で「過去」を探る映像作品を制作しています。初期の映像インスタレーションでは、身近なモチーフの大きさを拡大・縮小することで見る人の記憶を揺さぶり、現実とも夢ともつかない時空を生んできました。それぞれの作品におけるモチーフや投影対象は、発表当時の展示空間が持つ歴史を志村がリサーチし選びぬいたものです。近年は制作方法を変え、ドキュメンタリーの手法を取り入れて国や地域を超えた普遍的なモチーフを糸口にしたフィールドワークを行っています。本展では“羊”をめぐってフランス・バスク地方と千葉県成田市に取材した新作《Nostalgia, Amnesia》を展示します。近代化の影で失われゆく歴史や文化を次の世代へと伝えるべく編まれた本作は、志村の手わざによってどこか現実離れした美しい世界を映しだします。映像という無数の光の粒と共に「過去」という途方もない時間に向き合うことで、逆説的に「未来」のありかたを問いかける志村の仕事を、初期から現在までご紹介します。
会場: 第1・2・8展示室
[関連イベント]
1. ワークショップ 文庫カバー屋台
日時: 8月4日(日)10:30〜12:00
定員: 15名(当日9:30から先着順で整理券配布)
参加費: 無料
2. 志村信裕アーティストトーク1「表現の変容、そしてこれから」
日時: 7月20日(土)13:30〜15:00
定員: 200名(当日先着順)
参加費: 無料
3. 志村信裕アーティストトーク2「周縁をめぐって−《Nostalgia, Amnesia》を中心に」
日時: 9月7日(土)13:30〜15:00
定員: 200名(当日先着順) 参加費:無料
ゲスト: 港千尋(写真家、映像人類学者)
※イベント詳細は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2019年7月13日(土)〜2019年9月23日(月)

開館情報

時間
9:0016:30
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 300円、大学生・高校生 150円、中学生・小学生・65歳以上・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttp://www2.chiba-muse.or.jp/www/ART/contents/1559541335833/index.html
会場千葉県立美術館
http://www.chiba-muse.or.jp/ART/
住所〒260-0024 千葉県千葉市中央区中央港1-10-1
アクセスJR京葉線・千葉都市モノレール千葉みなと駅より徒歩8分
電話番号043-242-8311
関連画像

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