東京アートウィークス

4月前半に行なわれたアートイベントをまとめてレポートします

poster for 101Tokyo Contemporary Art Fair 2008

101TOKYO Contemporary Art Fair 2008

上野エリアにある
旧練成中学校にて
このイベントは終了しました。 - (2008-04-03 - 2008-04-06)

145人がこれを見たいと思っています。
33人がこれをオススメしています。
2人がコメントしました。

poster for Art Fair Tokyo 2008

アートフェア東京2008

銀座、新橋エリアにある
東京国際フォーラムにて
このイベントは終了しました。 - (2008-04-04 - 2008-04-06)

149人がこれを見たいと思っています。
21人がこれをオススメしています。
1人がコメントしました。

poster for New Tokyo Contemporaries

ニュートーキョーコンテンポラリーズ

日本橋、九段下エリアにある
新丸ビルにて
このイベントは終了しました。 - (2008-03-28 - 2008-04-06)

26人がこれを見たいと思っています。
9人がこれをオススメしています。

エリアにある
にて

25人がこれを見たいと思っています。
9人がこれをオススメしています。
1人がコメントしました。

4月の前半は、アートフェア東京をはじめとした大きなアートイベントがいくつも重なりました。

まずはTAB上でも大きく宣伝を続けていた101TOKYO Contemporary Art Fair 2008。4月3日から6日にかけて、秋葉原の旧練成中学校を会場として今年はじめて開催されたこのフェアの特徴はコンテンポラリーアートへの特化と国際性。海外から14、日本から14からのギャラリーが出展しました。

ユニークなブースのデザインや、テーマカラーのオレンジをふんだんに用いた装飾にわくわくさせられ、イベントやコラボレーション展示も多数。よい意味でユニーク、カジュアル、エネルギッシュなフェアは特に若い客層の心をつかんでいたようです。

入場者数は延べ約5000人、総売上は1億円。売上に占める割合は海外50%、日本50%だったとのことです。またメインアドバイザーであるジョニー・ウォーカー氏によって設立された現代アート賞「The Bacon Prize」は、イギリスのWorkplace Galleryより出展されたJo Coupe氏に送られました。

デザインチームpointによるユニークなブースデザインオープニングに行なわれたFood Creationによるフードサービスは大盛況!

101TOKYOの翌日に開幕したのは、日本で最大のアートフェアとしておなじみのアートフェア東京。第3回目となる今回は、古美術・工芸系21、日本画・洋画系43、現代アート系44(うち海外7)の計108ギャラリーが出展しました。

これだけの数のギャラリーが揃うとやはり目にとまるギャラリー、作品も多く、じっくり鑑賞したり、購入の検討をするにはやはりこちらが一枚上手かもしれません。

入場者数はプレビューを含めた4日間で、前回より11,000人多い43,000人。会期終了直後の総売上げは前回と同等の10億円となったそうです。

ミヅマアートギャラリーでは鴻池朋子をフィーチャー山本現代はヤノベケンジを個展で紹介

2つのアートフェアにぶつけてアートオークションも開催されています。

4月4日に開催されたエスト・ウェストオークションの「ポスト・ウォー&コンテンポラリーアート」部門には211点が出品され、201点が落札(落札率95%)。天明屋尚の《BUNSHIN》(2005,acrylic on panel,416×219cm)が2800万円、草間弥生の《夢に見た銀河》(1993,acrylic on canvas,194×582cm)が5500万円など。落札総額は4億4000万円にのぼりました。

シンワアートオークションは、4月5日にアートフェア東京の会場隣、東京国際フォーラムCでコンテンポラリーアートオークションを開催。アートフェア会場ではプライマリ価格で出ていてもおかしくない現役作家の作品も多く出品されていました。

海老原靖の《Lust -Ambiguity-》(2007,oil on canvas,116.7×116.7cm)が500万円、草間彌生の《INFINITY-NETS XZASST》(2007,acrylic on canvas,162.1×162.1cm)が2300万円など。落札総額は3億1700万円あまり、落札率は91.15%でした。

また、AJCオークションも4月5日にコンテンポラリーアートオークションを開催しています。

シンワアートオークション会場風景

アートフェア東京をふくむ丸の内エリアでは丸の内アートウィークスがうたわれ、一斉にアートイベントが行なわれました。TABで発行をはじめたTokyo Art Mapでもこれにタイアップして、各イベントをフィーチャーしています。

新丸ビルの7階では、青山|目黒、ARATANIURANO、ZENSHI、Take Ninagawa、MISAKO&ROSEN、無人島プロダクション、ユカササハラギャラリーといった7つの若手ギャラリーがニュートーキョーコンテンポラリーズを開催。

広々とした通路の各所にもテーブルセットが置かれ、フード&ドリンクをテイクアウトして飲食可能、クラブのように大音量で音楽が流れフロア全体の雰囲気を楽しむことができる新コンセプトの飲食店街「(marunouchi) HOUSE」の各所にアート作品が展示されました。

洗面所の入口に設置された渡辺豪の作品地雷の型でつくられたヴィーナス像はchim↑pomの作品岡安泉による照明の作品が輝く裏通路

一方丸ビルの1階には、オープンスペースに体験型のインスタレーションが設置されたり、期間限定のアートカフェが出現するなどしていました。

アンテ・ヴォジュノヴィック《竹の森》H.P.FRANCEのウィンドウギャラリー(塩澤徳子)assistantの空間構成によるアートカフェ(アートアワードトーキョーのレセプション風景より)

今年で2回目となるアート アワード トーキョー 2008では、昨年と同様に国内の主要な美術大学の卒業制作展から選抜した作品40数点を行幸地下ギャラリーに展示。グランプリは大田黒衣美さん、準グランプリは明石雄さんに決定しました。展示は5月6日まで行なわれています。

Makoto Hashimoto

Makoto Hashimoto. 1981年東京都生まれ。横浜国立大学マルチメディア文化課程卒業。ギャラリー勤務を経て、2005年よりフリーのアートプロデューサーとして活動。2009年より東京文化発信プロジェクト室勤務。主な企画に都市との対話(BankART Studio NYK/2007年)、The House「気配の部屋」(日本ホームズ住宅展示場/2008年)、KOTOBUKIクリエイティブアクション(横浜・寿町エリア/2008年~)など。TABの他にポータルサイト 「REALTOKYO」、雑誌「BT/美術手帖」「ARTiT」「美術の窓」などでもアート関連記事を執筆している。 展覧会のお知らせや業務依頼はhashimoto[AT]diacity.netまでお気軽にどうぞ。 ≫ 他の記事

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