公開日:2010年3月14日

イベント:アート・プロモーションのTwitter活用術

TAB Talks #17 – 3月14日(日) :美術館・ギャラリー・アーティスト・そしてメディアによるTwitterの使い方を聞いてみよう!

Twitterをはじめ、今の気持ちや居場所を簡単に投稿できるソーシャル・ウェブのサービスが世界的に広まっています。インターネットを使ったコミュニケーションや情報共有が再定義されつつある、と言えるでしょう。
常に顧客とのエンゲージメントを模索する各種ブランドは、次々とこれらのプラットフォームに参戦しています。かつてないほどのパワフルな手段でユーザとの会話を繰り広げ、ソーシャル・キャンペーンを中心としたコミュニケーション戦略を展開しています。

国内のTwitter利用者は既に450万人を越え、日本語は英語に次ぐ第2位の使用言語となりました。PanasonicやNIKEといったブランドも、すでにTwitter上でキャンペーンを行っています。

今回のTAB Talkでは、
異なる立場や切り口でアート・イベントのプロモーションを行うゲストをお迎えします。Twitterという独特なプラットフォームを駆使して、どのようにしてアートへの興味を喚起し、コミュニティを構築するのか?それぞれのスタンスとテクニック、そして課題点と成果を解説していただきます。

具体的には:Twitterの将来性、公式アカウント運用の注意事項、キャンペーン企画のたて方、時間や人的資源の割け方、フォロワーの獲得かつキープのあれこれ(ツイートの頻度、RT、フォロワーへのリプライ)、ウェブサイトへの誘導、イベントの集客との関係、会話の鮮度の保ち方、などなど。

文化事業に携わる方、イベント・オーガナイザ、美術館・ギャラリー関係者、アーティスト、プレス担当者、ジャーナリスト、広告代理店担当者、そして「Twitter×アート・プロモーション」の可能性に心惹かれるみなさん!ぜひこのイベントにご出席ください。

3月14日(日) 20:00開始~22:30終了
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F
loftwork Ground 【アクセス

当日の会場の座席は限定50席までとさせていただきます。(立ち見のスペースもございます)
事前のご予約が必要です。

入場料は2,500円になります。
お支払いは現在開催中のドネーションキャンペーンのページから2,500円の寄付としてご入金お願い致します。その際に「応援メッセージ」内に “TAB Talks” 参加の旨ご明記ください。
ご入金後に自動で参加者リストに入ります。当日、会場受付でお名前を仰ってください。

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USTREAMでの録画を予定しておりますが、放送は30名のご予約をいただいた場合にのみ公開いたします。

会場協力:株式会社ロフトワーク

トークの流れ

20:00 プレゼンテーション開始

いしたにまさき 15〜20分:
ツイッター本著者による「日本のアートプロモーションでツイッターは役に立つか?」

Tokyo Art Beat 10〜15分:
Twitterを始めるにあたっての基本的な事項、ユーザを獲得すること、フォロワーを退屈させないようなイベントのプロモーションの仕方、bit.lyの利用、検証と成果。

瀬戸内国際芸術祭2010 10〜15分:
イベント開始の一年前からの継続的なプロモーションの仕方について。

文化庁メディア芸術祭 10〜15分:
数万人が訪れるイベントの会期中、そしてその後のTwitterの使い方について。

New York Art Beat 15〜20分:
アメリカやイギリスの美術館・ギャラリーがどのようにしてTwitterを利用してユーザの興味をひきつけ、来場者を呼び込んでいるかについて。

質疑応答

ラウンドテーブル
森美術館、ギャラリスト、アーティストを囲んでのトーク。(藤高、いしたに参加。モデレーターに中川肇)

質疑応答

22:30 終了

スピーカー(敬称略)

渡邉 茂一
森美術館チーフ・プレスオフィサー
http://twitter.com/mori_art_museum
1977年東京都出身。慶應義塾中等部卒業後、2001年より複合商業施設「ラ チッタデッラ」の事業企画及び広報を、2004年より複合文化施設「スパイラル」及び株式会社ワコールの文化事業の広報を担当した。
2007年10月森ビル株式会社入社、森美術館に配属、以来広報を担当している。

いしたに まさき
http://twitter.com/masakiishitani
ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』運営。02年メディア芸術祭・特別賞、第5回WebクリエーションアウォードWeb人ユニット賞受賞。株式会社レゾン取締役。
共著に『ツイッター140文字が世界を変える』(マイコミ新書)『クチコミの技術』(日経BP社)。

藤高 晃右
NY Art Beat, Tokyo Art Beat, 101 TOKYO共同設立者
http://twitter.com/nyartbeat
現在、NY在住。1978年大阪生まれ。東京大学経済学部卒業。3年間ソニーエリクソン経営管理部、マーケティング部勤務。2004年に日本最大のバイリンガルアート情報サイトTokyo Art Beatをポール・バロン、オリビエ・テローと共同設立。毎年4月に東京で行われる国際若手アートフェアー101TOKYOの共同設立者でもある。現在、10年ほど前に人生の重要ないくつかの要素と出会ったNYに帰って、NY Art Beatをスタート。NY
Art Beatでは美術館から小さなギャラリーに至るまで850以上のアートスペースの展覧会を網羅して掲載。IT、ワイン、そしてビールに梃入れされることによって、”アート”は世界をよりよい場所にすることができると考えています。

田原 新司郎
Tokyo Art Beat 営業・プレス
http://twitter.com/TokyoArtBeat_JP
北海道函館市生まれ。101TOKYO Contemporary Art Fair 2008/2009を初めアート業界に関わり始める。話をするとアートよりもアニメについてのほうが盛り上がると言われるが、なにより人が好きでここにいるのだと思っている。ここ数年続けているのは展示やライブの写真撮影、自転車で都内のギャラリー巡り。ときどき恵比寿のMAGIC ROOM???でバーテンダーをしたり、イベントを企画していたりする。

佐々木 朋美
瀬戸内国際芸術祭2010
http://twitter.com/setouchi_art_jp
瀬戸内国際芸術祭「アートと海を巡る百日間の冒険」
瀬戸内海に浮かぶ直島をはじめとする7つの島々とその母港となる高松を舞台と
し、ちりばめられたアートを道しるべに、心癒す瀬戸内海の風景と、そこで育まれた島の文化や暮らしに出会うことができる現代アートの祭典です。
開催期間:2010年7月19日(海の日)ー10月31日(日)
会場:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港周辺

阿部 芳久
CG-ARTS協会 文化事業部長
http://twitter.com/JMediaArtsFes
メディアアートやエンターテインメントの展覧会やイベントのプロデュース&ディレクションをしています。文化庁メディア芸術祭では1996年の企画段階からたずさわり、昨年はメディア芸術祭ウィーン展や、アルスエレクトロニカでJAPAN GAME展を開催したほか、16ヵ国22フェスティバルを巡回しました。

梅沢 和木
アーティスト
http://twitter.com/umelabo
1985年埼玉生まれ。日々ネットの様々な画像を集める事を生きがいにしており、得られたイメージを表現に結びつける作家活動をしている。2009年、「エターナルフォース画像コア」(frantic gallery)で初個展。作品を発表する機会で生身の人と繋がる事が出来ている現代美術作家。

森岡 光
unseal contemporary
http://twitter.com/unseal_art
一年ほどの準備のあと、2005年に日本橋にコンテンポラリーアートを扱うプライマリーギャラリーをオープン。アート業界やギャラリー運営の経験はなく、サラリーマンから転身。そのため当初から活動にウエブやMLを積極的に活用し、最近はTwitterやFacebookも利用しはじめている。海外を含む顧客との接点にこれらのツールは不可欠と実感。

モデレーター
中川 肇 – NPOコンテンポラリー・アート・イン東京
http://twitter.com/npocat
コンテンツファンド事業会社、テレビ番組制作会社等の経営を経て、オープンライツ設立、代表取締役。NPO法人コンテンポラリー・アート・イン東京の理事として「アートの力で社会貢献」をテーマに活動。

みなさんのご来場をお待ちしております!

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入場料は2,500円になります。
お支払いは現在開催中のドネーションキャンペーンのページから2,500円の寄付としてご入金お願い致します。その際に「応援メッセージ」内に “TAB Talks” 参加の旨ご明記ください。
ご入金後に自動で参加者リストに入ります。当日、会場受付でお名前を仰ってください。

Paul Baron

Paul Baron

1977年パリに生まれる。2002年、ロンドン芸術大学(London College of Communication)を卒業後、日本のパワフルなビジュアル文化を堪能すべく来日。本田技術研究所でインタラクションデザイナーとして3年間勤務の後、2004年、オリビエと藤高晃右と共同でTokyo Art Beatを開設。