今年10月、神田錦町に新たなアートの拠点が誕生する。東京電機大学の広大な校舎跡地にさまざまな人々が集い、「学び」と「創造」を育成するクリエイティブの連鎖を生成していく試みだ。ジャンルや世代を超えた新しい実験場として、フィールドを横断する表現活動を推進し、新進気鋭の表現者たちの育成をサポート。また、神田という街を表現のフィールドとすることで、新たな都市の魅力を引き出していく。
プログラムには、Chim↑Pomのリーダー卯城竜太が講師を務める現代美術道場「天才ハイスクール!!!!」をはじめ、世界中のグラフィックデザイナーが集結する「TOKYO GRAPHIC PASSPORT」、建築アプローチの多様性を探る「建築的思考のパラダイム」、ユーザー参加型のアカデミック研究「ニコニコ学会β」など、アート、ファッション、デザイン、建築、学問研究といった、正にジャンル横断型の試みが集結している。
開催期間の一ヶ月間、神田の街で巻き起こるさまざまな実験を目撃することができるだろう。
■TRANS ARTS TOKYO 神田コミュニティアートセンタープロジェクト
会期:10月21日(日)〜11月25日(日)
会場:旧東京電機大学11号館(東京都千代田区神田錦町2-2)
参加料:500円