圧倒的なスケールを誇る西野達作品が日本襲来? 現在クラウドファンディング中!

【Art Beat News】日本における西野達プロジェクトの実現を目指したプロジェクトがスタート!

In Art Beat News by Art Beat News 2014-05-10

アーティスト・西野達をご存知だろうか。
人々をあっと驚かせる発想をもって、シンガポールのマーライオンやニューヨークのコロンブス像など、世界各地のモニュメントをそのまま「作品」にしてしまう異色のアーティストだ。といっても、初めてその名を聞くひとには何のことだかわからないかもしれない。

西野の名を一躍有名にした《マーライオンホテル》とは、誰もが知るシンガポールのマーライオン像を丸ごと仮設の小屋で囲い、なんとマーライオンそのものが鎮座するホテルの一室を作ってしまったというもの。国を代表する観光名所を作品の一部に取り込むという大胆な試みに世界中から注目が集まった。

Tatzu Nishi The Merlion Hotel 2011
Marina Bay, Singapore Photo:Yusuke Hattori

また2012年には、ニューヨーク・マンハッタンに位置する巨大なコロンブス像を囲い込み、通常では見上げるだけだったその姿を間近で目撃できる空間を創出。この衝撃的な試みと面白さがニューヨーカーの間で話題を呼び、連日入場規制が行われるほどの観客を動員した。ちなみにこのときの総工費は約2億円、主催はパブリック・アート・ファンドという非営利の芸術支援団体だったという。

ニューヨークでの《Discovering Columbus》(2012年)と西野達氏

西野が世界に誇る日本人アーティストであることは間違いないが、その巨大すぎるスケールゆえに日本での作品発表の機会は少ない。数回ほど展覧会は開催されているが、どれも海外で展開された規模のプロジェクトは実施できていないのが実情だ。

そこで、集英社の集英社アート・ポータルサイトHAPPY PLUS ART(ハピプラ アート)では、日本における西野達のプロジェクト実現を目指したクラウドファンディングのプロジェクトをスタートした。まずは西野の作品を日本全国の人々に知ってもらうため、プレゼン用のタブロイド制作、そして西野本人からのメッセージや制作風景、活動報告などを伝える動画を収録したUSBメモリを制作する。プロジェクトを支援すると、オリジナルポストカードやタブロイド、また高額支援者には西野本人のドローイング、さらには自宅の部屋への「出張制作」が提供されるという。

支援募集の終了まで残り2週間弱。この機会に西野達プロジェクトの一端を担ってみてはいかがだろうか?

西野達プロジェクト ウェブサイト

Text by Arina Tsukada

Art Beat News

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