「さいたまトリエンナーレ2016」の最新情報が到着。公式キャラクターは「タムくん」によるデザイン

すべての会場で無料で作品を鑑賞可能! 9月24日(土)より開催予定

In Art Beat News by Art Beat News 2016-08-18

「さいたまトリエンナーレ2016」が9月24日(土)から開催される。「未来の発見!」をテーマに掲げ、127万人もの人が暮らす生活都市、さいたま市にて多様な交流の場を生み出す国際芸術祭だ。多くの人に開かれた芸術祭として、すべての会場は無料で作品の鑑賞が可能になる。しかも、34組のアーティストの作品は、それぞれさいたま市にインスパイアを受けたオリジナルの新作だ。そして開催を1カ月前に控えた今、新たな情報も公開されてきた。

まず、公式イメージキャラクターとして「さいたマムアン」が誕生。絵柄と名前から推測される通り、このキャラクターを描いたのはタイ出身のアーティスト、ウィスット・ポンニミット(愛称・タムくん)だ。タム自身もトリエンナーレにアーティストとして参加する。「さいたマムアン」は、会場の案内やサイン、印刷物など様々な場面に登場し、鑑賞者と一緒にトリエンナーレを紹介してくれる。

また、今回発表される作品のひとつ「サイタマ・フロンテージ(Saitama Frontage)」では、公募により選ばれた出演者などのリサーチをもとに、さいたま市の様々な時間や場所に着目しながら、都市のアイデンティティを探る物語を列車内で発表する。本作品を手がけたのは、韓国の演出家ユン・ハンソル。東武アーバンパークライン(東武野田線)の全面協力のもとで展開される。

同じく韓国のアーティスト、チェ・ジョンファの新作《ハッピーハッピー》は、彩の国さいたま芸術劇場にて、トリエンナーレに先行して展示されている。新作《ハッピーハッピー》は、さいたま市民と一緒に制作された作品であり、使い古されたプラスチックと、新しい製品を組み合わせて作られている。5月から7月にかけ計6回開催されたワークショップで、大勢の市民の方々の参加により制作されたという。約100本のカラフルな作品が、会場のひとつであるさいたま芸術劇場内を鮮やかに彩ってくれる。

また、チェ・ジョンファの作品《息をする花》に関しては、作品を模した「ミニ・ロータス」をつくるワークショップも市内数箇所にて順次開催されている。次回8月21日(土)の「人形のまち岩槻まつり」では、《息をする花》の実物作品を展示予定だ。9月の開催に向け、生活都市で開催される国際芸術祭は、徐々に熱を帯びてきているようだ。

■開催概要
会期: 2016年9月24日(土) 〜 12月11日(日) ※定休日=水曜(ただし11月23日(水・祝)は開場、翌11月24日(木)は閉場)
開催エリア: 与野本町駅〜大宮駅周辺、武蔵浦和駅〜中浦和駅周辺、岩槻駅周辺
主催: さいたまトリエンナーレ実行委員会
ディレクター: 芹沢高志(P3 art and environment 統括ディレクター)
ウェブサイト: https://saitamatriennale.jp/

(Text: 玉田光史郎 Koushiro Tamada)

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