一夜限りのアートの祭典「六本木アートナイト2017」メインプログラム・アーティストは蜷川実花!

2017年9月30日(土)と10月1日(日)、国立新美術館は土日夜22時まで、森美術館は土のみ朝6時まで開館延長

In Art Beat News by Art Beat News 2017-08-04

六本木アートナイト実行委員会は、2017年9月30日(土)と10月1日(日)の2日間に渡って開催する「六本木アートナイト 2017」の概要を発表した。

開催テーマは「未来ノマツリ」。メインプログラム・アーティストに写真家・映画監督として幅広く活躍する蜷川実花を迎え、多彩なアートプログラムを展開する。さらに今回より、東南アジアより注目のアーティストを招聘して作品を制作し発表する「東南アジア・プロジェクト」を始動する。

六本木アートナイトは、様々な商業施設や文化施設が集積する六本木を舞台に、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンス等の多様な作品を街なかに点在させ、非日常的な体験をつくり出す一夜限りのアートの祭典。日中のほか、コアタイムとなる日没から夜明けまでの時間帯に六本木の街を回遊しながら、数々のアート作品やイベントを楽しめる。

南條実行委員長と、メインプログラム・アーティストの蜷川実花

六本木アートナイト2017 メインビジュアル

メインプログラム・アーティストは蜷川実花に決定

六本木アートナイトは2009年に始まり、2017年で8回目(※2011年は東日本大震災により中止)を迎える。今回のテーマは「未来ノマツリ」。アジアを中心に世界中から彩り豊かなアートやパフォーマンスが集まり、新しくクリエイティブな「未来ノマツリ」を目指す。

メインプログラム・アーティストには、木村伊兵衛写真賞ほか数々の受賞歴を持ち、映画『さくらん』(2007)、『ヘルタースケルター』(2012)の監督を務めた蜷川実花を起用する。
蜷川は、写真集や雑誌、その他のメディア露出はもちろんのこと、2016年には台湾の現代美術館(MOCA Taipei)にて大規模な個展を開催し、同館の動員記録を大きく更新した。また、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事に就任するなど、国際的に活躍している。

今回のテーマである「未来ノマツリ」に共鳴し、真骨頂である強烈かつ独特な色彩感を存分に発揮した、美しく妖艶な世界をつくりだす予定。毎年アートナイトの核として様々なイベントが展開される六本木ヒルズアリーナをはじめとした複数の場所でインスタレーションを展開するアイデアが計画されている。

「東南アジア・プロジェクト」がスタート

今回初の試みとして、東南アジアにゆかりのある日本人アーティストや、現代アートに沸く東南アジアより注目のアーティストを招聘して様々な人々と協働しながら作品を制作・発表するプロジェクト「東南アジア・プロジェクト」を始動する。

東南アジアのアーティストが「祭」をテーマに地域のコミュニティメンバーと協働して作品を制作し、六本木アートナイトの本番で発表する。
さらに、ワークショップを通じて地域の歴史や文化資源のリサーチを実施することで、文化活動の活性化、地域の潜在コンテンツの顕在化なども目指している。

今回プロジェクトへの参加が発表されたアーティストは、ナウィン・ラワンチャイクン(タイ)、ネオ・アンゴノ・アーティスト・コレクティブ(フィリピン)、国立奥多摩美術館(日本)。
ナウィン・ラワンチャイクンは《六本木物語》と題し、六本木を舞台にした映画や絵画、ダンスなどを制作する。
巨人祭で有名なフィリピン・アンゴノのアーティスト集団であるネオ・アンゴノ・アーティスト・コレクティブは、六本木を舞台に、アートナイトでしか見ることができない巨人祭《巨人と歩く:彼らは私たちと同じ(六本木ヒガンテスプロジェクト)》を開催する。
メンバーの多くが東南アジアでの作品発表の経験がある国立奥多摩美術館は、アジアをテーマに人が時計の針となる《国立奥多摩美術館 24時間人間時計 〜アジア編〜》に挑戦する。

ネオ・アンゴノ・アーティスト・コレクティブ 《Angono Higantes,Big and Small》

なお、ナウィン・ラワンチャイクンは現在、国立新美術館・森美術館の2館で開催されている「サンシャワー展」に参加しており、同展の出品アーティストであるリム・ソクチャンリナ(カンボジア)、ファジャール・アバディ・RDP(インドネシア)も東南アジア・プロジェクト枠で六本木アートナイトに参加することが森美術館から発表された。

「六本木アートナイト2017」の開催に合わせ、「サンシャワー展」も以下のとおり開館延長する。

国立新美術館 2017年9月30日(土)、10月1日(日)両日とも22:00まで
森美術館 2017年9月30日(土)は翌朝6:00まで

ナウィン・ラワンチャイクン《OK Tower》

メインビジュアルのデザインはgroovisionsが担当

「六本木アートナイト2017」のテーマ「未来ノマツリ」を表現したメインビジュアルは、蜷川実花の写真を使い、グラフィックやモーショングラフィックを中心に多様な領域で活動するgroovisions(グルーヴィジョンズ)がデザインした。六本木の街中に突如現れる幻想的なシーンを連想させる「六本木アートナイト2017」のアイコンとして、各所で展開していく。

groovisionsは、リップスライムやFPMなどのミュージシャンのCDパッケージやPVのアートディレクションのほか、様々なブランドのVI・CI、日テレ NEWS ZEROのモーショングラフィック制作などを行なっている。また、設立当初に人型のグラフィックデザイン/システム「chappie」を製作したことでも知られている。

国立奥多摩美術館 《24時間人間時計のためのドローイング》

■六本木アートナイト 2017 開催概要
日時:2017年9月30日(土)〜10月1日(日)
コアタイム:9月30日(土)17:27(日没)〜10月1日(日)(日の出)5:36
※コアタイムはメインとなるインスタレーションやイベントが集積する時間帯です。

開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、 国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース

入場料:無料(但し、一部のプログラム及び美術館企画は有料)

主催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、港区、六本木アートナイト実行委員会(国立新美術館、サントリー美術館、東京ミッドタウン、21_21 DESIGN SIGHT、森美術館、森ビル、六本木商店街振興組合)

TEL: 03-5777-8600 (ハローダイヤル)

ウェブサイト:http://www.roppongiartnight.com/2017/

Text: Kyo Yoshida

Art Beat News

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