横山大観記念館

日本画家、横山大観(1868~1958)が住居であったこの建物に住みはじめたのは、明治42年(1909)です。最初は狭かった敷地も、大観が画家として名をなすにしたがい拡張され、大正8年に現在の広さとなりました。昭和20年(1945)の空襲で住居が焼失したため、大観はしばらく熱海伊豆山の別荘に移り住みます。昭和29年(1954)、焼失した住居の土台をそのまま利用して新居が再建され、大観は再び池之端で生活をはじめます。昭和33年(1958)に90歳で没するまで、ここで数多くの作品を制作しました。
静子夫人没後、遺族から大観の作品や習作、遺品、画稿、スケッチ帳などの寄贈をうけて、財団法人横山大観記念館が設立・一般公開されました。当館は、心の安らぎを感じられる美術館をモットーとし、できるかぎり建物の雰囲気をいかし、軸装の作品はそのまま床の間にかけて展示しています。また、靴を脱いで入る日本建築の良さ、大観がこだわった細部のデザインも存分に楽しむことができます。
施設

Shop

Parking

Cafe

Library

Disabled access

ホームページhttp://taikan.tokyo/index.html
コレクション横山大観、菱田春草
開館時間
10:0016:00
月曜、火曜休館
入場料一般 800円、高校生・中学生 650円、小学生 300円、障害者手帳提示 650円
住所

住所: 〒110-0008 東京都台東区池之端1-4-24

電話03-3821-1017

ファックス03-3821-1057

東京メトロ千代田線湯島駅1番出口より徒歩7分