こちらのスペースは閉館しております。「a piece of space」―ひとかけらのスペース。さまざまな形でア-トに携わってきた3人が共同運営する10㎡ほどのアート・スペースです。
APS(通称:アプス)は、既存のギャラリーというより、私達が考える「今社会に必要なこと」を、それぞれの得意分野や人脈を総合的に結集し、ゆるやかに協働しつつ、模索、提案していく、プロジェクト拠点です。まずは、その活動のスタートとして、「a piece of work」と名づけた展覧会シリーズを行っていきます。
「a piece of work」は、APSスペースの特性を活かし、作品一点で魅せる個展形式の企画展です。
近年、大資本の企業が高層ビルの最上階に美術館をオープンし、書店では現代美術を取り上げたビジュアル雑誌が並ぶという、今までになく華やかに現代アートが取り扱われるようになりました。その一方で、多くの作品がメディアと資本に消費されているような印象を持ってしまうのは、私たちだけでしょうか?
たった一つの作品と静かに向き合うこと。その作品に力があれば、観る者は、深い思索と感覚の解放を受け取るに違いありません。それは同時に、鑑賞者の感性と想像力、そして、企画者の手腕を試すことにもなります。この三者が深くコミュニケートする場を、たった一つの作品から紡いでいくことの大切さ。そこに立ち戻り、私たちはこのスペースをスタートさせます。