松本哲男展

宇都宮美術館

終了しました

アーティスト

松本哲男

1943年(昭和18年)に栃木県佐野市に生まれた松本哲男は、宇都宮大学教育学部を卒業後、高校の美術教師を務めながら制作に励み、69年、第24回春の院展に初入選します。84年には芸術選奨文部大臣新人賞を受賞し、さらに1993年の再興第78回院展に出品した《地から宙　グランド・キャニオン》で内閣総理大臣賞を受賞します。このように院展を基盤に画家として地位を確立した松本哲男が、さらなる飛躍を目指して取り組んだのが90年半ばから始まる世界三大瀑布シリーズです。《ナイアガラ》、《ヴィクトリア・フォールズ》、《イグアス》は、最大で横12メートルに及ぶ大作であり、今までの風景画の常識を覆す、壮大で独創的な作品群となりました。
この度、10年の歳月をへて世界三大瀑布シリーズの完成を迎えたことを記念し、「松本哲男展」を開催するはこびとなりました。滝を描いたシリーズ10点を中心に、那須を描いた初期作品から、《トレド》、《グランド・キャニオン》シリーズ、《三春滝桜》など40点あまりを展示いたします。現代日本画に新風を送り続け、今後さらなる活躍が期待される画家松本哲男、その軌跡を辿ります。

スケジュール

2005年1月7日(金)〜2005年3月13日(日)

開館情報

時間	9:30 〜 17:00
休館日	月曜日月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館祝日は開館し翌日休館（翌日が土曜日・日曜日・祝日の場合は開館）

入場料

一般800円、大高生600円、小中生400円、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者（1名）は無料

会場

宇都宮美術館
http://u-moa.jp/