終了した展覧会・イベントです

自然と朝倉文夫 −その表現の広がり−

朝倉彫塑館
終了しました

アーティスト

朝倉文夫
朝倉文夫は代表作《墓守》の制作を通して、自らの表現姿勢を自然主義と定め、その後生涯制作態度に迷いがありませんでした。
表現者として活動する一方、彼は母校である東京美術学校(現東京芸大)や、朝倉塾(現朝倉彫塑館)において多くの後進を指導します。その教育法は、彼の体験に基づいた実践的なものだったと伝えられますが、殊に塾においてその特徴は発揮されました。彫塑の専門的な技術指導はもとより、園芸が必修科目とされ、庭掃除に始まり、植木・鉢もの・屋上庭園(菜園)の手入れと世話をとおして徹底した自然との触れ合いが塾生に課せられました。観念的な芸術理論を好まなかった朝倉は触感による自然観照を塾生に体得させたいという目的もあったのでしょう。
彼は生涯「自然」を師とし、生命と表現に携わる人間から決して眼を背けない態度を公私にわたってあらわしました。
本展は、朝倉芸術における自然観と表現の広がりをテーマとし、彫塑作品とともに彼と自然との深い繋がりをあらわす当時の資料や、園芸用具・蘭鉢のコレクションも併せて展示いたします。
また、「銀座 森前」の協力の下、現代園芸作家による盆栽・東洋蘭が館内全体を彩ります。

スケジュール

2004年10月9日(土)〜2004年11月3日(水)

開館情報

時間
9:3016:30
休館日
月曜日、木曜日
月曜日・木曜日が祝日の場合は開館し翌日休館、年末年始休館
入場料一般400円, 小・中学生150円
展覧会URLhttp://www.taitocity.net/taito/asakura/news.html
会場朝倉彫塑館
http://www.taitocity.net/zaidan/asakura/
住所〒110-0001 東京都台東区谷中7-18-10
アクセスJR山手線・常磐線・京浜東北線日暮里駅西口より徒歩5分、東京メトロ千代田線千駄木駅2番出口より徒歩8分
電話番号03-3821-4549
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します