アフガニスタンの染織

東京国立博物館

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海がなく、土地の大部分が高原地帯であるアフガニスタンでは、昔から、遊牧が盛んでした。牧草を求めながら羊の群れと共に移動する生活の中で、欠かせないものの1つが染織です。遊牧民たちは、羊毛や馬毛などを身近な繊維を利用して、糸を紡ぎ、染め、さまざまな模様を織り出して、衣料やかばん、テントの帳や飾り紐、敷物などを制作しました。日本でいう菱形や鋸歯文、三角形や渦巻き形など、幾何学形文様が特徴ですが、その文様には、豊饒や繁栄、多産や和合などを願う意味が込められているようです。
 今回は、20世紀前半にアフガニスタンで製作された毛織物を特集陳列します。現代では「キリム」の名で親しまれている綴織や、絨毯の基本組織で日本にも江戸時代に伝えられた毛羽が特徴のパイル織、羊毛の天然色を生かして文様を配置し、繊維をそのまま圧縮させたフェルトなど、遊牧生活の中で培われた多彩な毛織物の文化を紹介します。

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2004年11月09日 ~ 2005年01月30日

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