Bギャラリーいま一番ホットに感じることをしたいと考えた時、昨年のテヘランでふと思った「生命」と云うことでした。テヘラン現代美術館でインスタレーションの準備に若い人達が大勢手伝ってくれました。ペルシャ語で話す彼らの言葉は、ほとんど理解できずボディーランゲージで納得するしかありませんでしたが、彼らの目を見ていると何かしら理解してしまうのでした。すべてがうまくいったと云う訳ではありませんでしたが、一生懸命と云う前向きな気持ちは伝わってきました。何か強く「生命」と云うものを感じたのです。
今回の展覧会は、「生命」をキーワードにしました。生命にとってなくてはならないモノは「水」です。水をモチーフに「水」の大切さが伝わる展覧会にと考えたのです。
1999年から続いているわたしの作品の中に「水の記憶・記憶するミズ」があります。これはいろんなところの「水を採集」する仕事です。現在相当の場所からの「水」が採集されています。今回は、東京23区の水を採集しインスタレーションの素材にすることにしました。
採集された「水」や採集現場の「写真と映像」、透明なコップで成長する「カイワレ大根」、月のイメージ映像と水のイメージ映像、それに「生命」を意識したパフォーマンスを展開します。
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