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日韓友情年2005 韓国リアリズム映画の開拓者 兪賢穆監督特集

国立映画アーカイブ
終了しました

アーティスト

兪賢穆
「日韓友情年2005」を記念して、申相玉(シン・サンオク)、金綺泳(キム・ギヨン)らとともに韓国映画の第一次黄金期を牽引し、韓国映画史でも最重要人物のひとりである兪賢穆(ユ・ヒョンモク)監督(1925~)の12作品を日本語字幕つきで上映します。
1956年、『交叉路』でデビューした兪監督は、若くして発表した代表作『誤発弾』(1961年)など、朝鮮戦争休戦後の荒廃した韓国社会を容赦なく描いたリアリズムの演出家として認められました。やがてその重厚なタッチと流麗な演出は、兪監督に“芸術映画の巨匠”の称号を冠することになります。李氏朝鮮の時代から日本占領期まで、四姉妹の悲劇の半生を綴った年代記『金薬局の娘たち』(1963年)は、その頂点と言える作品でしょう。また純粋さゆえ異端に走った若き宗教者の殺人事件をめぐるミステリー巨篇『人間の子』(1980年)にも強靭な人間凝視の姿勢が息づいています。その才能は喜劇にも及び、孤島の子どもたちのやんちゃなソウル旅行を暖かく見守る児童映画『修学旅行』(1969年)などの秀作を残しました。

スケジュール

2005年12月6日(火)〜2005年12月25日(日)

開館情報

時間
11:0018:30
※上映イベントの上映時間は企画によって異なる
※展示室の入場は18:00まで
休館日
月曜日
上映準備・展示替期間・年末年始休館
入場料一般 800円、高校・大学生・シニア 600円、小・中学生 400円
展覧会URLhttp://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendar/2005-12/kaisetsu.html
会場国立映画アーカイブ
https://www.nfaj.go.jp/
住所〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6
アクセス東京メトロ銀座線京橋駅1番出口より徒歩1分、都営浅草線宝町駅A4出口より徒歩1分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅7番出口より徒歩5分、JR東京駅八重洲南口より徒歩10分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)