唐桑・海と森の大工 展

LIXIL ギャラリー1 & 2

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宮城県の最北東端に、海と森に囲まれた唐桑半島があります。この地域は良質の木材の産出地である北上山系や室根山を背後に、木造船や木造建築などの木の技術が発達し、船大工の棟梁や、気仙大工と呼ばれる家大工を数多く輩出してきました。
今展では、唐桑半島で海と森の隣接点をつなぐ船大工棟梁・岩渕文雄氏の仕事を中心に、家大工による木を活かす技や造船の技術が現代建築にも応用される例など、風土に根ざした生き方と技術を紹介します。
岩渕氏は半世紀以上にわたり500隻以上もの小型の木造船を手がけました。FRP船が主流の今でも、浜のかたちや漁法に合わせて作るオーダーメイドの木造船づくりは、リアスの海には必要不可欠です。岩渕氏は2004年、漁師と一体となった木造船づくりが評価され、地域の文化向上につくした人に贈られる「吉川英治文化賞」や「国土交通大臣表彰」を受賞しました。
町内の300軒近くもある唐桑御殿と呼ばれる豪壮な住まいに着目してみると、船とは違った木の活かし方に驚かされます。漁師たちが海での安全を祈り、長い航海から帰ってきたときの万感の思いが、海から眺められる家のかたちや神棚に見ることができます。さらに鉄鋼船で応用されてきた様々な材料と溶接や曲げなどの技術は、ハイブリッドな表情をもつ現代建築の部材づくりで脚光を浴びています。

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スケジュール

2005年03月01日 ~ 2005年05月21日

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