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特別展  国宝 燕子花図 - 光琳 元禄の偉才 -

根津美術館
終了しました

アーティスト

尾形光琳
尾形光琳(1658-1716)は、日本の近世を代表する画家、工芸意匠 家としてその名を知られ、絵画性と装飾性とが高い次元で均衡する光琳芸術は、明治 以後の近代日本画のみならず、西欧のジャポニズム にも少なからぬ影響を与えました。光琳、琳派については近年たびたびまとまった展 覧会が催され、新たな視点を提供したほか、「燕子花図」と並ぶ光琳の代表作「紅白 梅図」屏風に光学的調査が行われて、従来説を覆すような新知見がもたらされるなど、 いま再び注目を集めています。
根津美術館の収蔵する国宝「燕子花図」屏風は、光琳四十四歳代中ごろの比較的初 期の制作とされ、金箔地に群青、緑青の燕子花のみからなるその象徴的空間は、そこ に『伊勢物語』の文学的世界を潜めて、最高傑作の一つとして国内外で高い評価を受 けてきました。保存修復の為、四年半の長きにわたり展示出来ずにおりましたが、こ の度漸く修復を終え、特別展を開催することと致しました。
本展はこの「燕子花図」屏風を中心に、光琳の創作活動において常に重要なモチー フであった「草花」を取り上げ、屏風や画幅などの絵画をはじめとして、漆工や陶磁 など工芸の分野にわたり、さまざまな画面形式において発揮される光琳の鋭い造形感 覚に触れる機会と致します。

スケジュール

2005年10月8日(土)〜2005年11月6日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料[コレクション展] 一般 1100円、大学生・高校生 800円 [特別展] 一般 1300円、学生 1000円、中学生以下 無料
展覧会URLhttp://www.nezu-muse.or.jp/nxt-tenrankai/tenrankai.html
会場根津美術館
http://www.nezu-muse.or.jp/
住所〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1
アクセス東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅A5出口より徒歩8分
電話番号03-3400-2536
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