「揺らぐ近代 日本画と洋画のはざまに」展

東京国立近代美術館

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近代日本の絵画は、しばしば日本画と洋画という二つのジャンルに区別されて語られます。明治初年に始まったこのジャンル分けはその後美術界にも一般にも深く浸透していますが、実はこれは近代日本美術史にとって重要な問題を多く含んでいるのです。
本展覧会は、この日本画と洋画が並存するという、100年以上にもわたって続いてきた美術状況を見直してみようとするものです。このことはひいては、「近代」「日本」「美術」を問い直すことに通じることでもあります。また、そうした概念上の問題と同時に、この展覧会では、作家個々人にとっての日本画・洋画の存在理由を検証し、実制作上の問題をも取り上げていきます。
いわゆる日本画の名品と洋画の名品を時代順に並べていくこれまで繰り返されてきた方法では、そのはざまに揺れ動く絵画史の姿はなかなか見えてきません。本展覧会では、両者のはざまに位置する作品あるいは作家に注目することによって、日本画と洋画のかかえる多様な問題を浮かび上がらせ、日本の近代絵画自体をも再考する機会にしたいと考えています。

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スケジュール

2006年11月07日 ~ 2006年12月24日

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Reviews

frf_momo36: (2006-12-21 at 01:12)

そういえば日本画と洋画は揺らいでるよなぁと改めて思った。ホントにいまは日本画と洋画の区切りが曖昧になってるって当たり前過ぎて気付かないけど、当時にしてみればセンセーショナルで、当時の画家たちが試行錯誤してたのがすごく伝わってくる。狭間ポイントを見つけながら、絵画が生まれた過程を追うのが面白かった。でも日本画と洋画っていう区別がいまもなくなってないって事は、画家がそのどちらかに自分の作品のよりどころみたいなのを求めてるからじゃないのかなあ。だから「日本画」「洋画」は将来もずっとある気がした。

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