poster for 増井淑乃 展

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増井淑乃は1976年静岡県焼津市生まれ。1999年、多摩美術大学美術学部芸術学科卒業。現在東京を拠点に制作活動を行っています。2004年のGEISAI#6にて、小山登美夫がスカウト。今回が初の個展となります。
増井のドローイングは、水彩絵具で描かれた、非常に繊細な細密画です。多くのイメージは神秘的な森の中の心象風景で、木々の間に馬や猫などの動物が隠れるように描き込まれています。森の造形は、無数のドットと短い曲線の連なりから成っており、鮮やかな配色のそれらがオブセッショナルに画面全体を埋め尽くしています。大胆な構図は、最初に薄く溶いた絵具を流し、その形に沿って点を打ち、或いは微調整を行うオートマティズムの手法によるものです。ダイナミックな曲線の流れに配された、小さな相似形の組みあわせは、ジャワ更紗やインドのペーズリー柄などの南洋のテキスタイルに見られる模様にも似ていますが、何かしらの精神的な歪みを投影しているようにも思えます。木立の間に沈みこむように身を隠しながら、静かにこちらへ視線を投げかけている動物たちは、「犬やら猫やらを兄弟代わり親代わりにしており、何時間も後ろをついてまわっていた」という作家の、子供の頃の原風景から来ているのかもしれません。
本展では、10点ほどの新作が展示される予定です。この機会に是非御高覧下さい。
小山登美夫ギャラリー7F Gallery 2
オープニングパーティー 1月21日(土) 18:00-20:00

メディア

スケジュール

2006年01月21日 ~ 2006年02月10日

アーティスト

増井淑乃

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