束芋 展「ヨロヨロン」

原美術館(東京)

poster for 束芋 展「ヨロヨロン」

このイベントは終了しました。

本展は、アニメーションを用いた映像インスタレーションで注目を集める束芋(たばいも)による、待望の新作大型インスタレーション「公衆便女」「真夜中の海」「ギニョラマ」(2006年)を中心に構成されます。また、作家が現在手がけている、新聞連載小説挿絵の原画(吉田修一『惡人』3月24日より朝日新聞夕刊に連載中)をはじめ、最近の活動の成果も多数紹介いたします。

メディア

スケジュール

2006年06月03日 ~ 2006年08月27日

アーティスト

束芋

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Reviews

Ashley Rawlings tablog review

Interview with Tabaimo

The Hara Museum of Contemporary Art is currently holding a solo exhibition of the young Japanese artist Tabaimo, whose animated video installations explore the dark side of contemporary Japan.

Ashley Rawlings tablog review

束芋さんとのインタビュー

現在、原美術館では若手アーティスト、束芋氏(たばいも/1975年兵庫県生まれ)の個展を開催しています。彼女はアニメーションを用いた映像インスタレーション作品を通じて、現代日本の暗い側面を探っています。

Makoto Hashimoto tablog review

束芋 展「ヨロヨロン」

タイトルがいい。世間一般の「世論」と、それに惑わされる束芋本人が自虐的に認識する「ヨロヨロ」とした意識をかけて「ヨロヨロン」。柔らかい色使いで描かれた風景の中に、現代社会が抱える闇をブラックに表現する彼女の作品にぴったりである。

shibainu: (2006-07-03 at 18:07)

不思議な世界が展開されるアニメーションで、見始めるとついつい終わりまで見てしまいます。

陰鬱な主題が扱われていると思うのですが、どこかにカラッとしたところが残っています。作者は底抜けに明るい人なのではと思いました。

「これでもか」と陰鬱な部分を見せられないので、冷静に、主題について感じることができると思いました。

原美術館は「さらさら」した作品を展示するというイメージがあったのですが、今回はちょっと「どろどろ」していて、これまで僕が原美術館で観た展覧会と感じが違うなあと思いました。

inostill: (2006-07-20 at 02:07)

kopkorisu: (2006-08-11 at 16:08)

ヨロヨロと頼りない自己と、それらが集まって生み出されるヨロン。そんな意味を含んだ「ヨロヨロン」からは丸みを帯びたピンクの文字も相まって、重いテーマを軽妙にそしてどこか滑稽でさえあるかのような印象を受けた。

ざざぁと漆黒の闇に飛沫を上げる波と鼓動を繰り返す体内、ひっそりとした息づかいがどこか似た印象を与える2つの映像がシンクロする「夜の海」。横の小窓から覗くとただ線の動きしか感じられないのだが、上から見下ろすとパッと世界が開けたように目に飛び込んでくる。引っ掛かりを感じたのはこの2つの世界を自在に動き回る生き物のような髪の毛。吹き付ける生暖かい風のせいでより生々しく感じるのだ。

そんな今までの作風とは全く異なったインスタレーションで始まった展覧会には、もちろん「日本の台所」から続く現代を風刺した新作「公衆便女」も登場する。
下着で化粧直しをする少女に産み落としたばかりのわが子を亀に乗せてトイレに流してしまう母親、公の場であっても壁一枚で個の場となる公衆便所の中の女達に愕然とする。恥じらいの喪失なのか、個を主張するあまりに他人に無関心を装ってきた結果なのか。
繰り広げられる物語・インスタレーションに取り込まれた私もまたそんな社会の一員であることを強く感じる。ともに見たみんなで新たな世論が作り出されていかなくてはならないのだろう。

そして一転「ギニョラマ」では、動きの面白さや色の美しさが際立っていた。
束芋さんの作品はどんとんと広がりと厚みをもって変化していく。次はどんな世界を見せてくれるのだろうか。

donald_japantimes: (2006-08-31 at 16:08)

Public uncertainty, wobbly provocations
By Alicia Kirby
Special to The Japan Times

'I feel I have lost the ability to have a definite opinion, in terms of people, and about myself," says the Japanese installation artist Tabaimo. It is a surprising admission from someone who first received international acclaim for what were seen as perceptive and cutting social commentaries on modern Japan. But Tabaimo has dealt with the change in stride...

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/fa20060622a1.html

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