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寺田小太郎コレクション「アートとともに」

府中市美術館
終了しました
このたび当館では、日本有数のコレクターの一人である寺田小太郎氏のコレクションを紹介します。
寺田氏の収集活動は、東京オペラシティビルの建設とアートギャラリーの設置に伴って西新宿の所有地を提供したことをきっかけに始まりました。コレクションの総数は現在およそ4000点を数え、とりわけ戦後日本の美術史を語る上で欠かすことのできない作家・難波田龍起とその次男である史男の作品の充実した内容で知られています。今回は氏個人の所蔵品から140点を選び、寺田氏が東京オペラシティ財団に寄贈した名作7点も加え、「東洋的抽象」「白と黒」「戦後日本のすがた・かたち」「寺田小太郎の部屋」の4つのセクションを設けて展示いたします。一人のコレクターが見た戦後美術の、幅広い様々な傾向の美術表現をお楽しみください。
また、本展では、寺田コレクションの魅力をご紹介するとともに、美術コレクションの楽しみを多くの方々に知っていただく機会にしたいと考えています。美術コレクションをテーマにした講演会、シンポジウム、ワークショップなど多くのイベントを開催いたします。日常生活とかけ離れたものではなく、私たちの身近な存在としての美術に接していただき、ともに過ごし、ともに喜びを分かち合いたくなるような作品をぜひ探してみてください。

■展覧会講座
5月7日(日)「寺田氏が語る寺田コレクション」
 寺田小太郎、本江邦夫(当館館長)、山村仁志(当館副館長補佐)

5月14日(日)「等身大のコレクション」
  本江邦夫(当館館長)

5月28日(日)「現代美術コレクションの愛憎」※
 峯村敏明(評論家・多摩美術大学名誉教授)

6月4日(日)「コレクションの至福」※
 堀元彰(オペラシティアートギャラリー チーフ・キュレーター)

6月25日(日)シンポジウム「プライベート・コレクションのひそかな愉しみ」
樋口豊次郎(アート・インタラクティヴ東京理事長)ほか

7月2日(日)「美術におけるギャラリーの役割」※
白石正美(白石コンテンポラリーアート代表)

いずれも午後2時〜 講座室 聴講無料 予約不要
※は平成18年度美術館講座「美術の社会学ー価値とコレクション」を兼ねます

■土曜ギャラリートーク(全12回)
  会期中のすべての土曜日 午後1時30分から 講師:当館学芸員

■関連イベント
ワークショップ「画廊へ行こう!」
1. 6月3日(土) 2. 6月10日(土)
午後1 時半—午後5時半 講師:武居利史(当館学芸員)
対象、定員/高校生以上 20名 参加費無料(交通費などは自己負担)

ワークショップ「ミニチュア絵画コレクションをつくろう」
6月4日(日)・11日(日)・18日(日)
午前10時半—午後4時半 講師:宇田泰子(ドールハウス作家)

スケジュール

2006年4月29日(土)〜2006年7月17日(月)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 600円、高校生・大学生 300円、小学生・中学生 150円、未就学児及び障害者手帳等をお持ちの方は無料
会場府中市美術館
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/
住所〒183‐0001 東京都府中市浅間町1-3
アクセス京王線東府中駅北口より徒歩17分、JR中央線武蔵小金井駅南口より京王バス(府中駅行き)「一本木」下車
電話番号050-5541-8600
関連画像

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