伊藤敦「"777"」

プロジェクトスペースKANDADA

poster for 伊藤敦「"777"」

このイベントは終了しました。

伊藤は、自身がパチンコ依存症であった経験に基づき、1994年より廃材のパチンコ台を素材に制作を始めました。「パチンコ」は大正時代に米国から輸入された「コリント・ゲーム」がルーツで、以来わが国特有の娯楽・遊戯として大衆に親しまれてきました。しかし30兆円(国民総医療費・貿易黒字以上)を超える産業に発展した現在、特殊景品による換金行為・中毒性・違法廃棄等の多くの社会問題を引き起こしています。また多くのパチンコ店は、中国系・
韓国・北朝鮮系の経営者によって運営されています。その驚くほど厳格で緻密な法令による規制(年齢制限・出玉規制・交換率等)によって、「パチンコ」は優れた日本国家システムのモデルとなりました。曖昧なグレーゾーンを漂いながら、けたたましく財貨を吸い込み、吐き出し続ける日本のアジアでの立場をも象徴しているといえます。本展覧会「"777"」は、違法廃棄で社会問題になっている廃材のパチンコ台を素材として使用した展示であり、精密な国家システム・モデルや財貨の循環、脆弱なシステムの延命による安心感等を、パチンコ特有の空虚な騒音や明滅によって表現するものです。

メディア

スケジュール

2007年09月28日 ~ 2007年10月20日

アーティスト

伊藤敦

Facebook

Reviews

All content on this site is © their respective owner(s).
Tokyo Art Beat (2004 - 2017) - About - Contact - Privacy - Terms of Use