「アフリカン・アメリカン・キルト — 記憶と希望をつなぐ女性たち」展

資生堂ギャラリー

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資生堂は、1975年ザ・ギンザ開店の折に「アーリーアメリカのキルティング」展を開催し、日本で初めてアメリカン・キルトを本格的に紹介しました。日本のキルトブームに火をつけたこの展覧会から30年、今回はアフリカン・アメリカン・キルト約20点を通して、新しい美の世界をご紹介します。

アフリカン・アメリカン・キルトとは、アメリカ南部諸州に暮らすアフリカ系女性が作るキルトです。同じアメリカン・キルトでも、東海岸や中西部のヨーロッパ系の人々が作る伝統的パターンをていねいに縫い合わせた端正なキルトに対し、南部出身のアフリカ系の人々のキルトは、まったく異質の美と強さを見せてくれます。構成、色使いともに、型破りなダイナミズムと即興性が特徴的で、アフリカにルーツのある人々の美的感覚がみごとに発揮されています。

アフリカ系アメリカ人である彼女たちが、家族の古着など雑多な布を継ぎ合わせ、自らの記憶と希望を託して日々の暮らしのなかから創りだした、たくましい美の世界に出会ってください。

メディア

スケジュール

2007年08月28日 ~ 2007年10月14日

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Reviews

neioumi: (2007-09-24 at 01:09)

アメリカ南部に住むアフリカ系女性がつくったキルト展。
ジーンズをほどいて一枚の布にしたもの。
大きくてはっきりした色の布を大胆に使ったもの。
小さくパーツ分けした布を気の遠くなるような作業で縫い合わせたに違いないもの。
表裏がわかれないように、たくさんの箇所を糸でとめて模様のようにしてしまったもの。
(それもはっきりとした色で)

余り布を縫い合わせて丹念につくりました、というのは想像に難くないけれど、
余り布だからこその色あいや異素材の組み合わせも見ていて飽きないのだけれど
彼女ら(移民)の抱えるマイナスな面を感じさせず、
底抜けた明るさとか、大胆さのようなところが感じられて面白い。

しかし、「おばあちゃんのベットカバー」といわれるキルトが、このように展示されるということが、日常にありふれたものを芸術として認めるのか否か…という重要なメッセージをはらんでいるようにも思えます。

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