タル・アール 展

小山登美夫ギャラリー

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タル・アールは、今デンマークで最も活躍するアーティストの一人です。今年9月からデンマークのルイジアナ近代美術館で始まった個展『The Sum』では、彼は彫刻やペインティングに使用する色を、茶・赤・黒・白・ピンク・黄・緑の7色のみに限定しました。これは絵画を構成する基本原理に集中するため、彼が自らに課した課題のようですが、実際に出来上がった作品からは、いわゆるストイシズムとは異なる、自由で陽気なエネルギーが迸っています。大きなパーツで組み合わされた幾何学模様、大胆な塗り重ね、時に物語的で、時にはポップで、なおかつシステマティック----タル・アールの作品を、従来の抽象芸術の範疇に集約する事はできません。

「ペインティングについてではなく、ペインティングによって何かを伝える」(『The Sum』展プレスリリースより)と言われるように、彼の作品は芸術表現とは何かを造形的に模索するものであると同時に、私たちの記憶にさまざまな形で揺さぶりをかける物語の装置として機能することも、忘れてはいないのです。

本展では、今年夏のバーゼルアートフェアにて、Contemporary Fine Artsのブースで展示されたシリーズ『Alone in Tree』のパート2が発表されます。木や花、種、雲、雨、人間、男性器などのモチーフが入り交じり、奔放な造形で繰り返し登場しています。
ペインティングと彫刻とが対になった新作が7点ずつ、また様々な写真やイラストの切り抜きを組み合わせたポスターも出展される予定です。

メディア

スケジュール

2007年11月24日 ~ 2007年12月22日

アーティスト

タル・アール

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