東京都現代美術館アーティスト
金氏徹平、高橋万里子、立花文穂、手塚愛子、彦坂敏昭
1999年にスタートした「MOTアニュアル」は、その時々の時代状況や美術動向を切り取るテーマを設定し、若手作家を中心としたグループ展として毎年開催しています。本年は、「解きほぐすとき」をテーマに、事物をばらばらに解体し、解きほぐすことで自分なりに世界の輪郭を捉えようとする5人の作家を紹介します。
私たちの身のまわりには、多くの物や情報があふれています。それらは生活を豊かにする一方、善悪や真偽の判断を難しくし、境界や輪郭をわかりづらくしています。物事の成り立ちや本質を理解しようとする時、目の前にある形をばらばらに解きほぐしてみると、表面上隠されていた構造や裏側が見えてくることがあります。本展でとりあげる5人の作家は、事物のあらましを読み解き、解きほぐすという行為の中で、細分化された断片と向き合い、取捨選択を繰り返すことで、自分なりの価値判断をおこなっています。あたり前と思っていた世界を解きほぐすとき、いつもとほんの少し違う何かが見えてくるかもしれません。
-関連イベント
[アーティスト・トーク]
2月9日(土)手塚愛子
2月23日(土)金氏徹平
3月8日(土)彦坂敏昭
3月22日(土)高橋万里子
4月5日(土)立花文穂
[学芸員による解説]
ガイド:西川美穂子(東京都現代美術館学芸員)
3月9日(日)、3月23日(日)、4月6日(日)
[画像: 金氏徹平 参考図版 「飛沫と破片」(2007) 提供:国際交流基金 撮影:Yan Da Wei]
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