エプサイトギャラリー(epSITE)年々移り変わる時代の感性の変容を、受賞者の作品に如実に映し込みながら行われてきた、エプソンカラーイメージングコンテスト。このコンテストの中から、また新しい世代が姿を顕してきています。二十歳前後を巡るこの世代は、デジタルの操作性を身体化し、見たいものを視覚のカメラで選びとり、コンピュータを駆使しつつヴィジュアルに置き換えることで、自分たちと社会との関わり方を探り求めています。
審査員の森山大道氏は「視線とイメージづくりにおける確信犯的な戦略というか、そういうものだけが際立って見える。結局新しいんだよね。新しいアプローチというか不思議なコスモスをつくりあげている」と評し、佐藤卓氏は自らの作品を客体化し編み上げていく総合力を評価。また、勝井三雄氏は「誰もがコンピュータを駆使しているうちに、モニタ上で考えたり操作している中で、ある種の習慣性が表現に影響しているのではないか。特にものを重ねる時間的なレイヤーの考え方を取り入れた表現が実に多いこと、モニタ表現からつながっていくものを透かす世界観が読み取れます」と指摘しています。
今回ご紹介する3人の新人表現者たちは、このような新しい視覚とデジタルと融合された表現手段と総合力を体現しているといえます。
【画像:「Self Counselling」Kozue Takagi 】
まだコメントはありません