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「書のデザイン」展

出光美術館
終了しました
出光美術館では、2002年に「書の名筆」シリーズ第1弾として「高野切と蘭亭序」展を企画開催し、好評を得ました。それから2年ごとにシリーズを展開、今回はその第3弾、シリーズ完結編となります。多彩な書の魅力を、より多くの方々に知っていただこうと、ちょっと奇抜なタイトルで挑みます。
このシリーズは、そもそも名筆とは何か?どのような書に私たちは魅力を感じてきたのか?など、少し敷居の高い感じがする書の作品について、もっと気楽に鑑賞していただくこと、また書の美意識に関する素朴な疑問について、古代から現代までの厳選した書の名筆を楽しく鑑賞しながら、より広い視点から現代の眼で再検証してみようという試みです。
今回の企画趣旨もいたって簡単。今日わたしたちが慣れ親しんでいる活字の世界を基準にした場合、書の表現そのものが、すでに「デザイン」ではないか?書の抽象的な美しさや筆意筆勢の変化による意匠的な構成力は、ある意味で建築や音楽などと同様に語られることがあります。書に内在する美意識は、古来どのように工夫され創り出されてきたかを、さまざまな視点と作品の比較によって考察します。美術としての書の視座。従来とはひと味違った書のある空間を、指定品11点(重要文化財5点、重要美術品6点)を含む全74点の優品で構成します。

列品解説:
1月18日(木)、1月25日(木)いずれも午前10時30分~
1月19日(金)、1月26日(金)いずれも午後6時~

スケジュール

2007年1月12日(金)〜2007年2月12日(月)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
入場料一般 1200円、大学生・高校生 800円、中学生以下 無料(ただし保護者の同伴が必要です)
会場出光美術館
https://idemitsu-museum.or.jp/
住所〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9F
アクセスJR山手線有楽町駅国際フォーラム口より徒歩5分、東京メトロ有楽町線有楽町駅B3出口より徒歩3分、都営三田線日比谷駅B3出口より徒歩3分
電話番号050-5541-8600
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