山岸大祐 「白壷の輪郭 花鳥のアーチ」

LIXIL ギャラリー1 & 2

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山岸大祐さんの作品は、壷をモチーフにした白陶のオブジェです。壷の外壁を刳り貫き、内側に入れ子状の構造をつくった独特のかたちをしています。その薄く白く細長いかたちは、白さぎや白鳥の立ち姿のように、あるいは蘭の花芯のように、稟として優美な雰囲気があります。作品のタイトルは「線の行方」。ラインが一筆書きのようにつながり、フォルムを形成していく様をイメージしています。細い高台の上、ロクロで膨らませた壺のお腹辺りを、一旦切り広げ、内側にもうひとつ、お椀や壺のような形を仕込みます。底から細長い円柱が鶴首のように伸び上がり、やがて外壺の肩にあたる辺りで、外壁から立ち上がってきた帯状のかたちと結ばれます。山岸さんはロクロ成型に魅力を感じ、やきものと器の関係、器の内側と外側の関係を模索しているうちに、この作品が生まれました。最初に大まかなスケッチはしても、かたちはつくっているうちに自然に掌の中で生まれてくると語ります。山岸さんは現在、愛知教育大学陶芸造形コースの大学院生ですが、2年続けて朝日陶芸展に入選し、高さ30cmほどの小さな作品ながら、独創的なかたちと存在感で圧倒しました。薄く伸ばされ、焼き締められ、真っ白に乾いた山岸さんの作品は美しく、見るものに多様な印象を与えます。背骨と骨盤の組み合わせのような厳かさ、白い胡蝶蘭や香水壜、つま先立ちをしたバレリーナ像をイメージするような華やかさを合わせ持っています。今展は山岸さんの初個展となります。1辺20cmほどの細い、細い台の上に、倒れそうに乗った繊細な作品10点が展示されます。伸びやかで若々しい作品を会場でご覧ください。

アーティスト・トーク: 11月6日(火)18:30~19:00
先着順、入場無料

メディア

スケジュール

2007年11月06日 ~ 2007年12月04日

アーティスト

山岸大祐

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