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「志野と織部」展

出光美術館
終了しました
史上最高のバブル景気に沸いたとされる桃山時代。それは日本に「うつわ革命」さえももたらしました。漆器や木器など木を主体にした中世までの食器文化を根底から覆し、陶器や磁器というやきもの主体の近世の食器文化へと移行させたのです。その新たなシンボル的なやきものが、志野や織部などの美濃陶器でした。

志野や織部は、それまで中国産や朝鮮産の外国のやきものに独占されていた高級什器のシェアに食い込んだ初の国産のやきもので、かたち・色彩・文様、そして肌合いなど、すべての点で外国産のうつわとは異なる、魅力的な和の造形を創造しました。とくに志野の茶道具(茶碗や水指)、織部の懐石器(向付や鉢)は、日本のうつわを根本的に変えるような大きな影響を後世に残したのです。

スケジュール

2007年2月20日(火)〜2007年4月22日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
入場料一般 1200円、大学生・高校生 800円、中学生以下 無料(ただし保護者の同伴が必要です)
会場出光美術館
https://idemitsu-museum.or.jp/
住所〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9F
アクセスJR山手線有楽町駅国際フォーラム口より徒歩5分、東京メトロ有楽町線有楽町駅B3出口より徒歩3分、都営三田線日比谷駅B3出口より徒歩3分
電話番号050-5541-8600
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