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WEDNESDAY LOUNGE - 7月のアーティストトーク

トーキョーアーツアンドスペースレジデンシー
終了しました

アーティスト

キャサリン・アレクサンダー、マーク・ルブラン
7月のTWS青山:クリエーター・イン・レジデンスではイギリスの演出家キャサリン・アレクサンダーと、サンフランシスコの若手キュレーター、マーク・ルブランを迎えたWednesday Loungeを開催いたします。

キャサリン・アレクサンダーは、イギリスを代表する劇団コンプリシテ(Complicite)で演出補として、また自身の劇団Quiconqueの監督として活躍している、演出家です。この度、世田谷パブリックシアターで来春上演予定の『谷崎プロジェクト』のために来日し、TWSに滞在します。『谷崎プロジェクト』は世田谷パブリックシアターとコンプリシテが共同で制作する、谷崎潤一郎の小説「春琴抄」を基にした舞台作品です。このプロジェクトでは、身体性に重きをおいた演出術で、世界的に評価されているサイモン・マクバーニーが、日本文化独特の様式美を取り入れ、谷崎が描こうとした人間模様や日本文化の価値観を浮かび上がらせる舞台づくりに取り組みます。7月17日のトークでは、サイモン・マクバーニーの演出補として活躍する、キャサリン・アレクサンダーが、世界各地で上演された2003年発表の『エレファント・バニッシュ』制作時のエピソードや、新作にかかわる意気込みを話す予定です。

一方、マーク・ルブランは著名なキュレーターのホウ・ハンルー氏の教え子でもあり、日本の現代アートにおけるインターネットを利用した参加型のオンラインコミュニケーションのリサーチのため滞在することになりました。Wednesday Lounge vol.7では、ルブラン氏に加え、慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構の山村真紀さん、2007年4月にTWS本郷で行われた「Double Cast」を企画し好評を得たSurvivartの長内綾子さんという、いずれも関心・研究領域が近く、若い世代で活躍する2名を交え、ご来場の方々と一緒に現代アートにおけるメディア・ネットワークの可能性についてトークセッションを行なっていきます。若い世代のキュレーター、アーティストの新しい切り口による、アートとネットへの考察は必聴です。

演劇と現代美術、それぞれの分野の才能溢れるクリエーターによる、貴重なトークイベントをお楽しみ下さい。

vol.6 7月17日(火)19:00-
vol.7 7月25日(水)19:00-

申込み: お名前、連絡先、申込人数、申込希望イベントを明記のうえ、FAX、問い合わせフォームからお申し込み下さい。

【画像:世田谷パブリックシアター+コンプリシテ『ストリート・オブ・クロコダイル』
©ノビー・クラーク】

スケジュール

2007年7月17日(火)〜2007年7月25日(水)

開館情報

休館日
オープン・スタジオ、レクチャー等開催時のみ一般開館
入場料無料
会場トーキョーアーツアンドスペースレジデンシー
https://www.tokyoartsandspace.jp/
住所〒130-0023 東京都墨田区立川2-14-7 1F
アクセス都営新宿線菊川駅A1出口より徒歩9分、都営新宿線・大江戸線森下駅A5出口より徒歩15分、JR総武線両国駅東口より徒歩15分
電話番号03-5625-4433
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