「花ひらくアール・ヌーヴォー - ガラス工芸と女性のよそおい」展

ポーラ ミュージアム アネックス

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1890年代から1900年代にかけて、ヨーロッパを中心に世界を席巻したアール・ヌーヴォー様式は、優美な曲線の文様を特徴としています。とくに植物文様はアール・ヌーヴォーを代表するデザインといえるでしょう。フランスではベル・エポックと呼ばれるこの時代、産業技術の進歩とともに、人々の生活は近代化していきました。ガレ、ドーム兄弟が手がけた電気照明のランプは100年前の人々が見た新しい時代の美しさを伝えてくれます。

同じころ、女性のよそおいの世界にも変化があらわれました。それ以前には隠れて行われていた化粧を容認する動きがあらわれます。この時期、化粧をはじめ女性に必要とされる礼儀作法についてのマニュアルが数多く刊行され、貴婦人の化粧部屋に必要な調度品が紹介されました。優美な花模様の洗面セットなどは、おしゃれな婦人の化粧部屋の完成に不可欠だったことでしょう。ヘアモードの世界でも生来の髪を活かした自然で軽快な髪型に似合うアール・ヌーヴォー様式の髪飾りが作られ、おしゃれな女性の髪を飾っています。

ヨーロッパを中心に流行したアール・ヌーヴォー様式のデザインは、伝統的な化粧や装いから西洋化、近代化への転換期にあった日本の化粧の世界にも波及し、化粧品のパッケージや美容書の装丁、洋髪用の簪などにもその影響をみることができます。アール・ヌーヴォーは、明治33(1900)年のパリ万博前後に渡仏した芸術家が持ち帰った資料や雑誌や図案集などの輸入によって、ほぼ同時期に日本に伝えられました。西洋化のすすむ化粧や髪型の、新しさや西洋へのあこがれを象徴する文様として、アール・ヌーヴォー様式が取り入れられています。

ポーラ・コレクション2007「花ひらくアール・ヌーヴォー~ガラス工芸と女性のよそおい~」では、ヨーロッパで生まれ、遠く日本にまで影響を及ぼしたアール・ヌーヴォー様式の「花」テーマに、ポーラ・コレクションの中から約70点の作品をご紹介します。エミール・ガレやドーム兄弟といったアール・ヌーヴォーを代表する作家のガラス工芸をはじめ、同時代のヨーロッパと日本のアール・ヌーヴォー様式の花で飾られた化粧道具や装身具をお楽しみ下さい。

*プレゼント企画:毎日先着50名様に花の香りを閉じこめたフレグランスボディシャンプー「オード・フルール(ミニチュアボトル)」を1本プレゼント

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スケジュール

2007年10月05日 ~ 2007年11月18日 17:00

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