吉川彰英「石のあかり」

銀座一穂堂サロン

終了しました

アーティスト

吉川彰英

都会に住む人、マンションに住む人々にとって、石のあかりは日本的な自然のやすらぎを感じさせずにはいられません。吉川彰英が創り出す「石のあかり」。使用する素材は、出雲の国・島根県来待地区のみから産出される自然石。紀元前1400万年前に堆積した層は凝灰質砂岩で、太古ザメの歯などの化石が含まれている地層の岩石です。

その岩を粉砕・加工し1200度の窯で2日間焼成し、焼いたことで鉄分が溶けて美しい輝きが出ます。石でありながら焼くのは吉川氏のオリジナルで、近年の日本庭園ブームと重なり、ウォータープルーフしたあかりは、屋外、屋内に係わらず人気です。但し、石を焼く時、温度によってはかなり石が爆発したり…と危険が伴いますので、今現在後継者はいないといいます。

スケジュール

2007年10月18日(木)〜2007年10月27日(土)