映像＆トークショー･シリーズ「ジグザグな視線」

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西村智弘氏キュレーションによる映像＆トークショーを開催いたします。作品上映後、作家と西村氏によるトークがございます。

現在、映像表現はますます多様化に向かっています。その多様な映像表現のあり方を、作品の上映と作家によるトーク（聞き手：西村智弘）で紹介するのが『ジグザグな視線』です。ここでは、あえてタイプの異なった作家を集めています。ドラマもあれば、ドキュメントもあり、アニメーションもあれば、ビデオアートもあります。しかし重要なのはジャンルではなく、新たな視点によって映像作品が制作されていることなのです。

「ジグザグな視線」とは、物事を当たり前に眺めないこと。現在の複雑な世界を捉えるには、ストレートな視線では不十分なのであって、ときには屈折した視線をもつことも必要なのです。「ジグザグな視線」は、わたしたちの生きている日常をそれまでとは違ったかたちで捉え直し、世界を新たに発見することを促すものです。今回紹介する作品は、わたしたちに新たな視点の発見をもたらすでしょう。

＜スケジュール＞
■5月11日（金）石田尚志　『絵巻』（1995）、『絵巻その2』（1996）、『部屋／形態』（1999）、『フーガの技法』（2001）、『椅子とスクリーン』（2002）
■5月18日（金）三宅流　『蝕旋律』（1998）｜『白日』（2003）
■5月25日（金）大山慶　『NAMI』（2000）、『ゆきどけ』（2003）、『診察室』（2005）　+　和田淳　『係』（2004）、『やさしい笛、鳥、石』『鼻の日』（2005）、『そういう眼鏡』（2007、新作）
■6月1日（金）狩野志歩　『揺れる椅子』（2000）、『お香』（2002）、『Wave』（2005）、『赤い花』（2002）、『アトリエ』（2006）、『タイトル未定』（2007）

開場 19:30
上映 20:00～
※上映日により終了時間が異なります。
トーク 21:00～22:00

スケジュール

2007年5月11日(金)〜2007年6月1日(金)