J.P. ホル 「FORGOTTEN」

ギャラリー・エフ

poster for J.P. ホル 「FORGOTTEN」

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オランダ人アーティスト、J.P. ホルは、オランダでマスメディアを学んだ後、イタリア・ミラノへ留学し、装飾について学ぶとともに、アーティストとして精力的な活動を始めました。絵画、オブジェ、本、切り絵、映像、インスタレーションなどさまざまな手法を通じて自らの空想世界を表現してきたホルの作品は、おとぎ話のような豊かなストーリー性に満ちています。しかし、一見ユーモラスでかわいらしい彼の作品は、観る者に不安な気持ちを駆り立てます。ホルの作品の根底に流れるテーマ、それは人間の欲望です。彼はこう語ります。「人間はあらゆるものをコントロールしようとする。生命を謳歌する動物を殺して剥製にし、ミッキーマウスのように動物を擬人化して自分たちのイメージにはめ込む。その一方で人間は、自分らしく生きたいと望みながら、集団社会に属することにあこがれを抱く。人間はつねに逆説的な矛盾に囚われている」ホルがその作品の多くで注目しているのは、屋根裏部屋でほこりをかぶった鳥や小動物の剥製、クロゼットに仕舞い込まれたおもちゃといった、見捨てられたものたちです。人々の欲望を満たすために生まれながらも、時の流れとともに隅に追いやられ、ほこりをかぶり、そして必要のないものとして忘れられたものに、ホルは光を当てます。

10月19日から開催される J.P. ホルの展覧会『FORGOTTEN』で、彼が会場に選んだのは江戸時代末期に建てられた土蔵を再生したアートスペース、ギャラリー・エフです。関東大震災、東京大空襲、そして都市開発の波にさらされながらも生き残り、ビルの谷間で息をひそめて立つこの建物に、ホルは自らの空想世界の広がりを感じました。『FORGOTTEN』は、ホルにとって東京での初めての展覧会。剥製作品や切り絵、段ボールハウス、そして短編アニメーション作品によってインスタレーションを構成します。

オープニング・レセプション: 10月18日(木)19:00-21:00
パフォーマンス: 吉福敦子 (コンテンポラリー・ダンス)

メディア

スケジュール

2007年10月17日 ~ 2007年11月04日

アーティスト

J.P. ホル

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