終了した展覧会・イベントです

「折形・無形のデザイン」展

終了しました

この度、日本デザインコミッティーでは、第651回デザインギャラリー1953企画展といたしまして、家具デザイナーの小泉誠ディレクションによる正月企画「折形・無形のデザイン」を開催することとなりました。この企画は、山口信博氏と折形デザイン研究所が長年に亘って研究してきた日本の伝統的な礼法である「折形」をテーマにしたものです。

折形は、600年の昔から上級武士社会の中で秘伝とされていた、和紙による包み方の作法をいいます。モノやお金を包んで自分自身の気持や先方への心配りなどを表しましたが、現代の私たちの生活にもそうした精神は引き継がれています。今回、デザインギャラリーでご覧いただくのは、古式に則った折形に現代的な解釈を加え、一枚の紙を折ることで生まれる可能性を探る展覧会です。本展では、会場構成を小泉誠が担当。

2009年の年明けを飾るデザインギャラリー企画展に相応しい、小泉誠+折形デザイン研究所のコラボレーションをお楽しみ下さい。なお、会期中の1月20日（火）午後、山口氏と折形デザイン研究所による折形のレクチャーを開催いたします。

レクチャー: 1月20日（火） 15:00-16:30
会場: 松屋銀座7階・特別室
会費: お一人様 1000円（材料費込み）

スケジュール

2008年12月27日(土)〜2009年1月27日(火)