「日本画満開」展

山種美術館

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このイベントは終了しました。

花を愛でる心は、古今東西を問わず人々に共通するものでしょう。とりわけ四季の変化に恵まれた日本では、折々に多様な花々が満開を迎えます。自然に対する細やかな感性で花を愛でる我が国では、調度品や衣装の装飾デザインにおいてもユニークな文様が生まれています。特に日本画の世界では「花鳥風月」や「雪月花」のテーマのもとに、それぞれの画家が豊かな感性によって、花に自らの思いを託してきました。本展覧会では、特に春から夏の花を描いた日本画約50点を通して、その美しさと魅力が、それぞれの画家によってどのように表現されてきたかを探ります。にじみの効果を生かした表現によって、墨の中に色を感じとることができる速水御舟晩年の「牡丹花(墨牡丹)」。古伊万里の壷に生けられた花の、気品と澄んだ色彩が魅力の小林古径の「菖蒲」。裏彩色で描かれた福田平八郎の「牡丹」が誘(いざな)う幽玄な世界。そして、雨上がりの瑞々しい紫陽花を描いた山口蓬春「梅雨晴」に漂う澄んだ空気。

花の絵画が満開となる会場で、日本画家たちの鋭い観察力と感性が織りなす、かぐわしき花の香りを感じていただければ幸いです。

[画像: 山口蓬春 「梅雨晴」]

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スケジュール

2008年06月14日 ~ 2008年07月27日

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