AIT SLIDE TALK #20 「アーティスト・ブックの出版活動と南アジアの現代アートについて」

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AITでは、7月24日（木）と25日（金）の2日間、19:00から20:30まで、スリランカ出身のキュレーター、シャルミニ・ペレイラを迎え、AIT SLIDE TALK# 20を開催します。

シャルミニ・ペレイラは1970年生まれ。イギリスを拠点に活動をしているキュレーターです。バッカーズ・ファンデーションの支援により、AITのキュレーター・イン・レジデンスプログラムにて、東京に一ヶ月間滞在しています。

シャルミニは、1992年にエジンバラ大学大学院にて美術史論を修了後、1994年に初のキュレーションとなる『ニュー・アプローチ・イン・コンテンポラリー・スリランカン・アート』展を、スリランカ、コロンボ市の国立美術館で企画しました。その後1996 年から1998年まで、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートの大学院にて、現代アートのキュレーションおよびアート・コミッションを学びました。以来、インディペンデント・キュレーター／編集者／キュレトリアル・コンサルタントとして、多くの公的機関や民間団体のなかで国際的に活動し、これまでに、クイーンズランド・アート・ギャラリー（オーストラリア、メルボルン）、帝国戦争博物館（ロンドン）、eyestorm、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ（ロンドン）、国際交流基金（日本）、アルビオン・ギャラリー（ロンドン）、ヘイワード・ギャラリー（ロンドン）、ブリティシュ・カウンシルといった機関で仕事をしてきました。2006年の「第1回シンガポール・ビエンナーレ」では、キュレーターを務めました。また、「レイキング・リーブス」という出版社を主宰し、アーティスト・ブックの制作、出版を行っています。

この2日間の特別セッションでは、シャルミニ・ペレイラのこれまでの多岐に亘る活動に触れながら、「レイキング・リーブズ」におけるアーティスト・ブック制作のプロセスについて語ります。ヨーロッパとアジアで精力的に活動する彼女は、どのような観点で活動し、どのようにアーティストと協働しながら本を制作・出版しているのでしょうか。
日本ではなかなか知る機会の少ない南アジアのアーティストの作品に触れながら、彼女の活動に迫る2日間にご期待下さい。一日のみの参加も可能です。

逐次通訳つき（和英）

お申し込み方法
office@a-i-t.net 宛てに、タイトルを「AIT SLIDE TALK #20参加希望」とし、お名前、希望参加日、ご連絡先を明記したお申込メールをお送り下さい。折り返し予約確認のメールを差し上げます。収容人数に限りがあるため、予約をキャンセルされる場合は事前にご連絡をいただけますようお願い申し上げます。

スケジュール

2008年7月24日(木)〜2008年7月25日(金)