矢本章子 展

LIXIL ギャラリー1 & 2

poster for 矢本章子 展

このイベントは終了しました。

矢本章子さんの作品は、メタリックな工業製品と、貝や化石や動植物が合体したような、独特のかたちをした陶のオブジェです。
大きさは長辺が80cm程度で人がひとりで抱えられるサイズです。銅が錆ついた緑青を思わせる古代的な色彩ですが、かたちはタービンのような羽と刃が渦巻く楕円形や、勾玉と動物の頭骨が合体したようなフォルム、ラッパ状に広がる二つのパーツを持った管形などで、古代と未来が一体化したような、力強い存在感があります。
尖った歯のように並ぶ三角形や、放射状に広がる格子など、ディティールも型成形のような端正さですが、すべて手びねりで制作され、彩色は、銅を腐食させるのと同様の技法で、効果を生み出しています。見る角度によって、機械部品に見えたり、動植物の化石のように見えたりする入り組んだ多面体構造で、ひとつのかたちをつくっています。 作品タイトルは、「Absorber(吸引装置)」、「The expand(開放)」などで、観る者の視線が渦巻きに巻き込まれていくような強烈な体験を暗示し、どこまでも拡散していく捕らわれない自由さを表現しています。 矢本彰子さんは、2008年3月に初めて陶芸を学んだ大阪芸術大学大学院を修了し、現在金沢の卯辰山工房に席を置いて制作を続けています。工房では器の作品をつくる経験も積み、そこから新たなるかたちも生まれつつあります。

今展は矢本彰子さんの初個展開催となります。この「New Biotechnology」シリーズ6点に加えて、新作2点の8点を展示します。矢本のエネルギーあふれる作品群をどうぞご覧ください。

メディア

スケジュール

2008年11月07日 ~ 2008年12月02日

アーティスト

矢本章子

Facebook

Reviews

All content on this site is © their respective owner(s).
Tokyo Art Beat (2004 - 2017) - About - Contact - Privacy - Terms of Use