押江千衣子 展

西村画廊

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2008年5月13日(火)より6月14日(土)まで「押江千衣子 新作展」を開催いたします。1997年以来定期的に西村画廊で作品を発表している人気作家・押江千衣子の第5回目となる待望の新作個展です。

押江千衣子は1969年に大阪に生まれ、1995年に京都市立芸術大学大学院を卒業しました。オイルパステルを指でのばす独特の手法で、道端の草花などを独自の鋭敏な色彩感覚で描いた作品を制作し、そのみずみずしい感性が在学中から注目を集めます。ヨウシュヤマゴボウとの出会いをきっかけに、身近な雑草や草花を手にとって眺めながら描くスタイルで、対象への愛情と親密な距離感を伝える作品を制作し、2001年にはタカシマヤ美術賞、VOCA賞、京都市芸術新人賞を立て続けに受賞しました。その後ヨーロッパへの旅行を契機に、植物だけでなく風景をモチーフとした作品を制作、2003年から2005年には文化庁の派遣研修員として2年間ベルギーに留学します。ベルギーで描きためた人体のヌードデッサンを2005年の西村画廊の個展で初公開し、新たな展開として好評を得ました。帰国後は、2007年に田辺市立なかへち美術館、和歌山県立近代美術館で開催された展覧会「森のなかで」では、熊野の山々を取材した際に感じた、森の持つ濃密な緑の空気やどこまでものびのびとつづく山の連なりなどをあざやかな緑のオイルパステルで大胆な構図のなかに描いた大作「山笑う」などを発表しました。つねに新たなテーマに挑戦しながら確かな歩みを進める押江千衣子は今後のさらなる活躍が期待されています。

この度の西村画廊での新作展では、「森」をテーマにした作品を中心に、熊野を描いた「山笑う」を含む新作油彩10点とドローイング10点を展示いたします。イタリアのドロミテ山塊を優しい色彩で描き出した「山のあなた」や深い森の中で木々の合間をぬって動く視点が抽象的な形態を用いてうまくまとめられた「森のなかで」など、様々な表情をみせる森の景色が見事に描かれた新作が集います。また、実った柿やゆずがずっしりと枝をたわませる様子を描いた「みのり」「たわわ」では、屏風絵を思わせるような大胆な構図のなかに、作家の目前にある柿やゆずの存在感、重量感が、押江が「見て感じたそのまま」に表現されており、対象へ丁寧にせまっていく押江の姿勢が伝わります。確かな実力と鋭敏な感性を伝える押江千衣子の新作にどうぞご期待下さい。

[画像: 「たわわ」(2008) oil & oil pastel on canvas, 80.5 x 116.7cm]

メディア

スケジュール

2008年05月13日 ~ 2008年06月14日

アーティスト

押江千衣子

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