ゲルト & ウーヴァ・トビアス 展

小山登美夫ギャラリー

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ゲルト&ウーヴァ・トビアスは双子の兄弟から成るユニット・アーティストです。彼らの作品は、既存のホワイトキューブではない、オリジナルの展示空間を構築するところから始まります。
その中心をなすのはまず、2m四方を超える巨大な木版画であり、さらに陶器の彫刻や、ドローイングが加えられます。彼らの出身地であるルーマニア、トランシルヴァニア地方の古い民話を思わせる、魔女や悪霊などの物語的なモチーフが、多くの木版画では抽象的な図形の複雑な組み合わせによって、ドローイングではよりフィギュラティヴに表現されます。もっともらしい台座の上に乗せられる陶製の人形は、恐ろしくもどことなくユーモラスな風体です。壁の色はグラフィカルな矩形に区切られ、まるで巨大な美術館で古い名画を観ている時のような、落ち着きのある深い色に塗り変えられていきます。また、タイプライターの周りに紙を回転させて作られるドローイングのシリーズ、展覧会ごとに彼ら自身が作るオリジナル・ポスターの木版画など、彼ら自身の図像学を巡る多彩なアプローチが、独特の絵画的な喜びとユーモアを持って披瀝されます。

本展では、大きな木版画が3点、ボルト(円筒形の紙筒で、巻き紙を運搬する際保護するもの)の台座に皿のような形の陶器が置かれ、更にその上に置かれる陶製の彫刻が3点、不気味なピエロや小人のドローイング、またタイプライターによる記号的なドローイングが数点、展示されます。また、銀座のTKG Editionsでは、同時開催で小さいサイズの版画の展覧会を行います。

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スケジュール

2008年07月19日 ~ 2008年08月09日

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